ストレングスファインダー®とは?
ストレングスファインダー®とは、世界トップクラスの調査会社であるGallup社が、50年以上かけて、様々な心理学やビジネスパーソンへのインタビューなどを基に開発した才能診断ツールです。
ストレングス・ファインダー®診断を受検することで自分の持つ34種類の資質(才能)が分かり、診断結果の資質の上位1位~5位までと、それ以降の下位資質の組み合わせで、特徴的な思考や行動のパターンが分かります。
ストレングス・ファインダー®診断は、以下のような様々な場面で活用する事ができます。
「強み」に焦点を当て、成長と成功を促す
ストレングスファインダー®は、人々の自己認識やパフォーマンスを高めるために、個々の強みに焦点を当てています。
一般的なアプローチでは、個人が持つ弱点や不足している点に焦点を当てることが多いですが、ストレングスファインダーは、強みを発見し、それをさらに発展させることによって個人の成長と成功を促すことを目的としています。
この診断を元に、「弱みを克服させる」ためではなく、自分の得意分野・強みを伸ばして「成果を出す方法」として磨き上げ、自然と弱みは支障のないものになっていきます。
強い組織づくりに活かせる
ストレングスファインダー®の診断結果は、強い組織づくりにも役立ちます。診断結果を基に強みのバランスを取りながら、異なる強みを持つ社員を組み合わせ、相互補完性のある組織を形成しましょう。
さらに、個々の社員の強みに基づいて役割と責任を割り当てることも大切になってきます。社員の強みを理解し、それに適した業務やプロジェクトを担当させることで、個人の能力を最大限に引き出し、生産性と満足度を向上させることができます。
また、ストレングスファインダー®の結果を基に、トレーニングやコーチングのプログラムを選定することで、社員一人ひとりが自身の強みを伸ばし、ポジティブな成長を促すことが可能です。
マネジメントに活かせる
ストレングスファインダー®は、マネジメントにおいても効果的に活用することができます。
ストレングスファインダー®の結果を通じて、部下やチームメンバーの強みを理解することで、それぞれの得意な領域や能力を把握することができます。
得意な領域や能力が把握できれば、それを役割やタスクに割り当てて仕事を担当することで、モチベーションと生産性を向上させることができます。
定期的にチームメンバーへのフィードバックや強みの再認識を行うことも大切で、チームメンバーが仕事に対して自身の強みを活かせているか、うまく成果を出している場合には肯定的なフィードバックを行うことで、モチベーションと自信を高めることができます。
チームパフォーマンスが向上する
ストレングスファインダー®の結果を使用して、チーム内の強みのバランスを考慮することでチームパフォーマンスが向上します。
異なる強みを持つ社員を組み合わせることで、チーム全体の能力を最大化し、補完的な役割を果たすことができるようになったり、チームメンバー同士がお互いの強みを理解することで、コミュニケーションと協力もスムーズになります。
社員同士のコミュニケーションが向上する
ストレングスファインダー®の結果を使用して、チーム内の強みのバランスを考慮することでチームパフォーマンスが向上します。
異なる強みを持つ社員を組み合わせることで、チーム全体の能力を最大化し、補完的な役割を果たすことができるようになったり、チームメンバー同士がお互いの強みを理解することで、コミュニケーションと協力もスムーズになります。
業務効率が上がり、仕事の質が向上する
ストレングスファインダー®の結果を基にお互いの強み・弱みを理解したコミュニケーションが取れるようになると、うまくコミュニケーションが取れないことによって発生していた無駄な時間・無駄な作業がなくなり、業務効率が上がります。
また、相手の強みを認識し自分との違いを尊重することで、対立した意見などをアイデアとして素直に受け取れることができるようになります。 違う視点が得られることで新しいイノベーションが生まれ、仕事の質も向上します。
ジェイックのストレングスファインダー研修の特徴
ギャラップ認定ストレングスコーチの資格を持った専任講師が登壇
ジェイックが提供するストレングス・ファインダー®研修の講師は、ギャラップ社によるトレーニングを修了して、「ギャラップ認定ストレングスコーチ」の資格を取得しています。
診断結果を読むだけではわからない、診断結果等に基づいた深い解説とノウハウ提供が可能な講師が登壇します。
結果を読めば強みは理解できますが、強みの理解だけではなく、その強みがどのように発揮されるのか、どのように解釈したら効果的なのか、成果につながる強みとしての「バルコニー」使いと、逆に弱みとなってしまう「ベースメント」使い、などを解説いたします。
また、自社の課題に合わせてカリキュラムを作成できますので、ケースに応じて個々の強みをどう使っていくのか、どう課題を改善していけるのかを一緒に考えていきます。
自社でも活用し効果を検証済み
「サービスとして顧客に売っているけれど、自分たちは使っていない」 こういった商品やサービスは多いですが、ジェイックでは、新卒も中途も全社員が入社時にストレングス・ファインダー®診断を受検しています。
異動時などもストレングス・ファインダー®を使って自己紹介やチームビルディングを行い、メンバーを理解ということを当たり前に行っています。
自社でも日常で活用し、効果を実感しているからこそ、自信を持ってご提案できます。
多種多様な企業に行ってきた研修で培ったノウハウをご提供
ストレングス・ファインダー®の資質は4つの資質群に分類でき、高い成果をあげる優れたチームには「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4つの資質群が揃っていることが分かっています。
異なる強みを持ったメンバーが集まって、お互いの資質を生かしあうことがチームの高い生産性につなります。
どんな強みの組み合わせが有効なのか、今まで多種多様な企業に行ってきた研修で培ったノウハウを、企業の成果のためにご提供いたします。
ストレングス・ファインダー研修のカリキュラム例
- カリキュラム
はじめに
- これまでの仕事を振り返る
- 強み(才能)を活かしパフォーマンスを上げる
ストレングスファインダーを知る
- ストレングスファインダーの誕生
- ハイパフォーマーは強みのゾーンで働いている
- モチベーションに影響するストレングスファインダー
- 自分の強みを使うことにフォーカスし可能性を広げる
診断結果から強みを知る
- 診断結果の配布と解説
-TOP5の資質を使いこなせているか - 仕事におけるパフォーマンス発揮方法
-自分のために使うと強みは伸びない - 自身の高めたい強みを考える
-過去の体験の振り返りとメンバーへのシェア
- 診断結果の配布と解説
強みを活かすためのワークセッション
- 強みの組み合わせを考える
-仕事で上手く活用できていること
-仕事で課題と感じることを克服する - メンバーに対してのフィードバック
-活用していくためのポイントを知る - チームで活かせることも知る
- 強みの組み合わせを考える
本日の振り返り
- 今後のチャレンジを決める
- 決意表明と講師からのコメント
ギャラップ認定講師紹介
ストレングスファインダー研修についてよくある質問
診断はどのタイミングで行いますか?
研修前、事前に診断を受けていただきます。
WEB上で177問の設問に答えていただく必要があり、所要時間は約30~40分程になります。
診断で出た資質を読めば強みがわかりますか?
診断で出た資質を読むと特徴や特性はわかりますが、結果だけだと活かし方や活かせる環境、良い使い方を知ることが難しいかもしれません。
自身の持つ資質の組み合わせを知ることで、うまくいく行動の方向性が知れたり、逆に今までうまくいった出来事を資質にあてはめることで、うまくいく行動パターンを知ることができるため、今後の人生に幅広く役立ちます。
細かい解説や個々へのフィードバックも行っていきますので、認定コーチが登壇する研修を受講するのがおすすめです。