ジェイックの新人向けコミュニケーション研修では、新人がつまずくであろうことを解消するための糸口やヒントなどを事例を通して知識として学び、社内外問わず社会人として必要なコミュニケーションスキルをロールプレイングによって徹底的に習得します。
また、研修中に練習して終わりではなく実践的かつ現場で使えるプログラムになっています。
新人向けコミュニケーション研修とは
新人向けコミュニケーション研修とは、主に新入社員や新社会人がビジネスシーンで活躍するために必要なコミュニケーションスキルを身につけるための研修です。
- 学生から社会人へと意識改革をする
- 社会人としての基本的なビジネスマナー、スキルを学ぶ
- 業務に必要な知識、技術を習得する
- 組織に馴染むために組織の理念や行動規範、構成メンバーを学ぶ
これらを学び、身につけることで、配属されてもスムーズに業務を行うことができるようになり、定着・活躍にも繋がります。
一般的なコミュニケーション研修は、組織内の幅広いメンバーのコミュニケーションスキル向上を目的としており、より高度なスキルやリーダーシップに焦点を当てたり、特定のコミュニケーション上の課題に対処するためのトレーニングを提供したりしますが、新人向けコミュニケーション研修は、業務に重要な報告・連絡・相談、上司との効果的なコミュニケーション方法、チームメンバー・社内の幅広い社員との接し方など、基本的なコミュニケーションスキルを学ぶことを目的にしています。
新人向けコミュニケーション研修の目的
ビジネスコミュニケーションで重要な「受信スキル」を高める
ビジネスコミュニケーションが学生時代のコミュニケーションと異なるのは、常に「相手中心」になるということです。
ビジネスコミュニケーションは成約や目標達成などのコミュニケーションの目的が明確であり、相手との信頼関係を作り理解する、話を聞き出すといった「受信スキル」を高めることが重要です。
新人がチームのパフォーマンスに貢献できるようになる
新人は自分のコミュニケーションスタイルや強みを意識することで改善点を知ることができ、自己成長に取り組むことができるようになります。
同時に他者の強みや改善点を知り、他人の感情や視点を理解・共感し、チーム内での効果的なコミュニケーションに活かすことができるようになり、チーム全体のパフォーマンスに貢献します。
ビジネスコミュニケーションで重要な話す・聞く・質問するを身につける
【話す力】
話す力とは、自分の言いたいこと・アイデアなどを明確に伝えるスキルです。自分の言いたいことが正確に伝われば、誤解のないより良い人間関係を構築することができます。
言いたいことをただ伝えるだけではなく、事前準備として相手の状況や思考を想像して、「急いでいるから結論だけ」「懸念事項なので結論と経緯も丁寧に」など関心に考慮した内容や話し方を心掛けることも大切です。時間がなければ後で時間を取る、メールで報告する、など臨機応変に伝えられるようにしていきます。
【聞く力】
聞く力とは、自分の興味ではなく、相手のニーズを正確にくみ取り、言葉やトーン、非言語コミュニケーションにも注目し、理解するスキルです。
相手の意図や要求を正確に理解できるようになると、誤解や捉え方の違いが無くなり、円滑なコミュニケーションが取れ、社内外からの信頼が得られるようになります。
【質問する力】
質問をすることは、相手のニーズをくみ取ったり、業務をスムーズに進めるために必須なスキルです。相手に伝わりやすいように、なるべく具体的に質問する、時には図や文を用意して質問するなど、相手の意図やニーズを明確にして深い理解を得ることが大切です。
新人のうちは知らないこと、わからないことがあるのが当たり前で、質問をすることに遠慮をしては目的が達成できず理解も得られません。失敗してもいいから分からないことや疑わしいことをクリアにするために、とにかく新人のうちに質問をするという姿勢を持つことが重要です。
質問力が身につくと、より深い理解が得られ、成長速度が速まります。また、相手に興味を持って質問をすることで人間関係の構築にも繋がります。
自信を持つことで、責任感を醸成し、主体性をもった社員に育つ
入社したばかりで何も分からず、目の前の仕事に精一杯という状況から、研修でスキルやコミュニケーションを学ぶことでプレッシャーに強くなったり、自信を持って仕事が進められるようになります。
自信が持てると、仕事や目標に対しての責任感が生まれ、周囲を巻き込んだコミュニケーションが取れるようになり、周囲からの信頼を得たりと、職場での評価が向上します。そうなると様々な仕事の機会も増え、個人の成長とキャリアの発展、組織の発展に貢献することができるようになります。
こんなお悩みがありませんか?
新人向けコミュニケーション研修の4つのポイント
コミュニケーション強化のためのスキルをおさえる
新人研修後スムーズに業務に移行するためにも、コミュニケーションに関するスキルは早めに身につけておく必要があります。
特に「話す・聞く・質問する」スキルは、仕事をする上でなくてはならないものです。報連相だけではなく、業務中に聞かれたことに対して適切に答えられない、相槌も打たずぼうっと立っている、なにが分からないか質問できない、というようなことがあると「やる気がない」「できない」「態度が悪い」という印象を与えますし、コミュニケーションが破綻してしまいます。
それだけではなく、自分の意見や情報がうまく伝えられないと情報共有ができない・業務の説明を受け、わからないという意思表示がなかったため大丈夫だろうと思われていたが、実はわかっておらずミスが起こる、などの懸念も出てきます。
そのため、きちんとコミュニケーションスキルを理解しているか、行うことができるかということには注意が必要です。
成長型マインドセットを身につける
学生から社会人になり、会社から給料をもらう「ビジネスのプロ」という立場としての自覚を持つため、新人のうちに意識を変えていくことは非常に重要です。
- 人から教わる立場であり、自分にはまだ知らないことだらけであるという謙虚さ
- 教えてもらうことへの感謝、指摘を受け入れる素直さ
- わからないことをそのままにしない、すぐに質問をする主体性
という意識を強く植え付け、周囲からの協力を得る「可愛がられる新人」になることで成長スピードが促進されます。
会社で働くうえで必要なルールやスキルを知っておく
会社の制度、ルール把握の他、業務で使用しているコミュニケーションツール、システムなどの基本的な使用法をあらかじめ知っておくとスムーズです。
特にスマートフォンに慣れ親しんだ世代は、キーボードのタイピングが遅い傾向にあるため、ブラインドタッチやショートカットキーをどのくらい把握しているかのレベルを測っておき、能力に合わせて課題を出しておくなども必要になってきます。
ある程度レベルをそろえて、研修後スムーズに業務に移れるよう、足並みを揃えておきましょう。
座学だけではなく、アクティブラーニングを取り入れる
研修というと一方的な座学が中心になりがちですが、学んで終わりではなく、すぐに実行に移せるような知識身につけるためには「グループ討論」「自ら体験する」「他者に教える」といったアクティブラーニングがおすすめです。例えば、学んだことを新人同士で教え合ったり、ディスカッションを行うことで学びが深まったり、新しい気付きを得ることができます。
今後、受け身にならない仕事への姿勢を作るためにも、アクティブラーニングで研修を行うことは重要です。
ジェイック新人向けコミュニケーション研修の特徴
確実に身につく「話す・聞く・質問する」のスキル
研修で行われるグループワークでは、自分の考えや研修成果などを「話す」実践をしますが、「話す」ためには他者の発表をしっかりと「聞く」必要があり、自身の参考にするため話を掘り下げ「質問する」必要もあります。
ジェイックの新人向けコミュニケーション研修では、単に発表して「話す」だけではなく、「聞く」「質問する」という一連のスキルを意識しながら実践するグループワークを行っています。 さらに、グループワークの時間も多くとっていますので、「話す・聞く・質問する」というコミュニケーションの基本スキルが確実に身につきます。
ぶつかりがちなコミュニケーションの壁を理解、解決する能力が身につく
上司や先輩社員からの部下に対しての関わり方は、新人にとって感覚的な指導になりがちです。「見て覚えろ」「察知して動け」と言われてもうまく動けず、動けたとしても部下が仕事を本質的に理解しているのかは分からないなど、社内での世代間ギャップの課題は付き物です。コミュニケーションの課題は、企業や職場の環境によって異なります。
そこでジェイックの新人向けコミュニケーション研修では「自分の職場における課題は何か」を若手に理解してもらい、どのように解決していくのかを考え、実践していきます。自ら課題に対して立ち向かい、解決を行い、研修でのフィードバックを受け、ケーススタディを行うことで、日常的にぶつかりがちなコミュニケーションの壁を乗り越える癖をつけることができます。
相手に対する気遣い・思いやりを持ったコミュニケーションを学ぶことで、味方となる協力者を得る
コミュニケーションスキル向上には、いくつかの強化ポイントが存在します。具体的なノウハウを吸収することであらゆる状況下でも、適切なコミュニケーションの判断が可能になります。
積極的な行動で主体的にコミュニケーションをとるためには、相手に対する「姿勢」つまり「思いやり」を持ち合わせる必要があります。ジェイックの新人向けコミュニケーション研修では、表面上のコミュニケーションだけでなく、相手のことを考え、気遣いや思いやりを持ったコミュニケーションを学びます。
「思いやり」が伴った相手目線でのコミュニケーションを日常的に行うことで、周囲から愛され、常に味方となる協力者を得られる人材を育成します。
「コミュニケーション研修」:カリキュラム
- 1日目 所要時間:6時間
コミュニケーションの重要性
- コミュニケーションチェックシートから課題を認識する
- あなたのコミュニケーションの癖を知ろう!
コミュニケーション力強化1
- 「聞く」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ
- こんな時、あなたならどうする?
- 相手の状況を考える、聞き方の違い
コミュニケーション力強化2
- 「質問する」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ
- こんな時、あなたならどうする?
改善アクションの検討
- コミュニケーションは「心」+「スキル」
- 改善アクションの検討
- 2日目 所要時間:6時間
実践したことを振り返る
- 前回学んだことの振り返り
- 実践したことの振り返り
コミュニケーションの基礎
- 相手に合わせたコミュニケーションはなぜ大事?
- 相手の好むコミュニケーションを知る
コミュニケーション力強化3
- 「話す」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ
- こんな時、あなたならどうする?
コミュニケーション力強化4
- 「質問する」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ
- こんな時、あなたならどうする?
改善アクションの検討
- コミュニケーションは「心」+「スキル」
- 改善アクションの検討
受講者の声
よくある質問
新人向けコミュニケーション研修の効果とは?
ジェイックの新人向けコミュニケーション研修を受講し、社会人としての意識づくりを行うことで、根本的で適切な報連相ができるようになります。
自ら考え、主体性を持ち、周囲との円滑な協力関係を築くことができるようになるなどの効果があり、受講しておくと今後の長期的なキャリアに良い影響を与えることができる研修です。
新人向けコミュニケーションの目的は何ですか?
根本的な考え方・スキルを学び、コミュニケーション能力を向上させるだけではなく、新人が即戦力になる人材を育成することが目的の一つです。
適切なコミュニケーションから、チームビルディング、業務効率、生産性向上などに繋げ、組織の発展に貢献します。
コミュニケーション能力が高い人とはどんな人?
一般的に、コミュニケーション能力が高いというと、話題のネタが豊富・相槌が上手など、話す・聞く能力が高いという特徴が挙げられますが、相手の目線に立ち、背景をくみ取り共感して寄り添うようなコミュニケーションが取れる人、周囲への感謝の気持ちを忘れない人、「心」が伴ったコミュニケーションが取れる人などが、周囲から愛され、常に味方が多く、ビジネスでも協力が得られる人ではないかと考えられます。
サービスの流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください。
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日(会場)、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。