「人を動かす」研修

デール・カーネギー研修の1つ目の特徴は、徹底した実践的なトレーニングプログラムです。本研修は、デール・カーネギー「トレーニング」の名の通り、知識やノウハウを得るだけの机上の研修とは一線を画します。

研修にで圧倒的な比重を占めるのが、ロールプレイングやディスカッションをはじめとするワークセッションです。他にも、他の受講者の前でのプレゼンテーションと講師によるリアルタイムのフィードバックなど、実践して体感するカリキュラムがみっちり詰まったトレーニングプログラムとなっています。

受講生はプログラムの中で、自分の殻を破り、コンフォートゾーンから抜け出し、そして、次のトレーニング日程までに仕事業務の中で学んだことを実践するというプロセスを繰り返しながら、着実なレベルアップを実現します。

特徴の2つ目は、デール・カーネギー研修には世界中で評価されている卓越した実績があることです。

デール・カーネギー研修の源流は、今から100年以上前の1912年に遡ります。当時デール・カーネギーは、自分のメソッドをより多くの人に広げるために、プログラムを標準化、また教科書やマニュアルを整備し、自分の分身となる講師の養成を進めました。そして、研修機関（現デール・カーネギー・アソシエーション）を設立し、コミュニケーション、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションといったトレーニングコースを広く提供していったのです。これが、デール・カーネギー・トレーニング（デール・カーネギー研修）の始まりです。今では、世界90ヶ国に広がり、900万人以上が受講する、世界的なトレーニングプログラムへと成長しています。

デール・カーネギー・トレーニングは、企業向け研修としても高い評価を得ており、米国企業の売上ランキングであるフォーチュン500社のうち90％以上が社員研修、リーダー研修として導入。日本でも外資系企業やグローバル企業を中心に、半世紀以上にわたってプログラムが提供されています。

「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏もデール・カーネギー研修を受講した1人です。人前で話すのが苦手だったバフェット氏は、デール・カーネギー研修のPRなどにはまったく関係ないテレビ番組の取材で「自宅の中で、あなたが最も大切にしているものを紹介してください」という質問に対し、家に飾ってあるデール・カーネギー研修の修了証書を示し、「デール・カーネギー・トレーニングが自分の人生を変えた」と話しています。他にも大統領や著名実業家など、世界中のビジネスリーダーが学んできた実績があるプログラムです。

デール・カーネギー研修を担当するトレーナーは、研修の目的やゴールに応じて、最適な方法で受講者に寄り添い全力でサポートします。 トレーナーの役割は、自らも熱意と信頼感を持って研修に臨み、参加者に感動とインパクトを与えることです。 さらにジェイックが提供するデール・カーネギー研修のトレーナーは、受講者の自己発見や自己成長を促すために、質問やフィードバックを積極的に行ったり、受講者の成功体験を承認し受講者同士の交流や協力を促進したり、といった密で深い関わり方をします。

デール・カーネギー研修では、こうした情熱的かつプロフェッショナルなトレーナーの質を担保するために、厳しい基準を設け、基準をクリアし承認を経た公式トレーナーのみが登壇します。トレーナーを養成するプロセスは、ISOによって管理されており、他の研修等で経験を積んだプロの講師でも、デール・カーネギー研修の講師としてデビューするまでには250時間のトレーニングを要します。