新卒紹介サービスとは?
新卒紹介サービスとは、主に人材紹介会社が新卒採用を行う企業に提供するサービスのことです。 人材紹介会社が集客した新卒応募者の中から、クライアント企業の求める学生像や採用要件に合致する学生を紹介し、企業と就職活動中の学生のマッチング支援を行います。
新卒紹介サービスを利用することで、企業は効率的に新卒学生を採用することができ、学生も自分に合った企業を見つけることができます。また、人材紹介会社が学生と企業との間に入ることで、双方の本音をしっかりヒアリングし、ミスマッチの減少や、学生との円滑なコミュニケーションが可能になります。
ただし、新卒紹介サービスを利用する場合は、人材紹介会社に対して一定の手数料を支払う必要があります。多くの場合は、採用が決まった後に費用が発生する成果報酬型ですが、他の採用方法に比べて採用コストが高くなる可能性がある点には注意が必要です。
一般的な新卒採用サービスと新卒紹介サービスの違い
ジェイック 新卒カレッジ® | 一般的な新卒紹介サービス | 新卒エージェント | 掲載系の媒体 | 合同説明会 | |
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対象企業 | 中小企業 | 大手企業優位 | 大手企業優位 | 大手企業優位 | 大手企業優位 |
求職者の特徴 | 翌年卒学生、素直、入社前研修受講済 | 内定承諾辞退が多い | 内定承諾辞退が多い | 無作為 | 無作為 |
求職者の年齢 | 新卒学生 | 新卒学生 | 新卒学生 | 新卒学生 | 新卒学生 |
採用までの期間 | 約1ヶ月 | 約1〜3ヶ月 | 約1ヶ月 | 約1〜3ヶ月 | 約1〜3ヶ月 |
会える人数 | 約20人~ | 1~2名 | 5名〜 | 0名〜 | 10名〜 |
アフターフォロー | あり | なし | なし | なし | なし |
新卒紹介サービスのメリットとデメリット
メリット
企業が求める人物像や採用条件に合致した学生を紹介できる、高いマッチング精度
人材紹介会社は、採用に関する専門知識を持ち、様々なルートから集客した多数の応募学生から適切な人材を選別してくれます。そのため、企業が求める人物像や採用条件に合致した学生を紹介することができ、高いマッチング精度を実現できます。
採用プロセスの効率化によるコスト削減
人材紹介会社が選別した学生を紹介してもらうことで、企業は面接や選考にかかる時間やコストを削減することができます。つまり、新卒紹介サービスを利用することで、企業は自社の採用プロセスを効率化することができるというわけです。
ある程度の選考基準を満たした魅力的な学生との接点が持てる
人材紹介会社は、ある一定の基準を設けて学生集客を行うため、企業は通常の選考では出会えないより魅力的な学生と接点を持つことができる可能性があります。また、人材紹介会社は企業と学生との仲介役を務めるため、双方にとって妥当な条件を提案することもできます。
デメリット
求人要件に合致する候補者が見つからない場合がある
人材紹介会社は、求人要件に合致する候補者を紹介してくれますが、元々新卒の応募が少ない業界や職種では、採用難易度が高くなることがあります。特に求人要件を厳格に設定してしまうと、選定される候補者が限定され、適切な人材を見つけることが難しくなります。
求人に合致する人材が見つからない場合、採用の遅延や、採用に関わる人や作業コストの増加、決められていた職種の採用枠をの変更するなどの手間が発生することがあり、求人要件を柔軟に見直すこと、別の採用手段を模索することなど、対応策を考える必要が出てきます。
ジェイックの『学内選考会』なら必ず参加学生全員と面接ができ、全員に自社のアピールができます!
東名阪を中心とした提携大学で開催している「学内選考会」は、”待ちの採用”ではなく、自ら学生と接点を持ちにいく”攻めの採用”スタイルです。ご参加いただくと、参加企業は平等に学生とお話しできる機会を無料で持つことができます。
企業と学生のマッチング不備
新卒紹介サービスを利用する際には、人材紹介会社が企業側の要望や求める人材像をヒアリングし、その条件に合う求職者を紹介します。一方、学生側にも希望や要望があり、企業側の条件には合うが学生の希望とは合わない場合も多くあります。
企業側も求める人材像にばらつきがあると、人材紹介会社が紹介した求職者が企業側にとって適切でない場合もあります。自社に合わない学生を採用してしまうと、人材確保のコストや時間が無駄になり、求職者にとっても、希望や要望に合わない仕事を受けてしまうことで、モチベーションが下がるので注意が必要です。
学内選考会後に選考希望アンケートを取り、早い段階で採用ミスマッチを解決
確実に学生に出会える『学内選考会』では、エントリーが集まらない問題を解決するだけではありません。学内選考会後は、参加企業、学生双方に「選考希望アンケート」をとり、一人ひとり、一社一社に◎○×をつけ、◎○同士が次回選考に進む仕組みです。選考の早い段階でお互い見切りをつけることで、生産性を上げるだけではなく、より自社の求める学生の採用に力を注ぐことができます。
また、選考中は企業・学生の間に入り、双方の抱える想いなどを状況に合わせてお伝えします。そのため、入社してから「この会社は合わない」といった採用ミスマッチも少なくなります。
採用コストがかさむ
新卒紹介サービスを利用する場合、人材紹介会社に対して一定の手数料を支払う必要があり、採用コストが高くなることがあります。新卒紹介の相場は80万~120万円と言われており、手数料の額によっては、求人広告費などよりも約20%上がる場合があるため、コスト面での検討が必要です。
ジェイックの新卒紹介は完全成果報酬型
採用活動にコストがかかることは仕方がないとしても、無駄なコストはかけたくないと思います。その点、ジェイックは完全成果報酬型で採用決定まで一切費用はかかりません。学内選考会に何回ご参加いただいても、個別紹介で何人もの学生とご面談いただいても、入社に至らなければ無料です。
新卒紹介サービスの選び方
登録している学生が採用したい人材とマッチしているか
人材紹介サービスを選ぶ際に、登録している学生の特徴が自社とマッチしているかどうかが重要です。
例えば、求める人材像を明確にすることで、その条件に合致する学生は見つけやすくなります。求めるスキルや経験、性格、志向性などを明確にしておき、それを踏まえて採用したい人物像のすり合わせをエージェントとしっかりと行うことが大切です。
自社が求めるスキル・条件の学生が多く登録しているかどうかは、エージェントとすり合わせを行う際に話すだけでなくデータを出してもらうなどで直接確認してみると良いでしょう。 ホームページを確認することで、理系・文系など登録学生の傾向が分かることもあります。
実績が豊富か
人材紹介サービスを選ぶ際に、事前にホームページで確認しておくなどで実績が豊富かどうかも重要な項目です。 過去にどのような企業からの依頼があり、どの程度の成功率で採用に繋がっているかを調べてみましょう。また、同業他社と採用人数・登録学生数・定着率・価格などを比較することでも実績が優れているかどうかを確認することでき、また直接担当と話すことで、直に確認してみることもおすすめです。
具体的な質問として、担当者に「同じ業界での実績はあるか」「うちの業界の求人の傾向」などを聞いてみると良いでしょう。実際の他社事例を提示してもらうのも良いかもしれません。 その際、要望やニーズを上手くくみ取ってくれるか、的確に情報を得られるか、といった担当者のコミュニケーション能力も注目すべき点です。
予算・サービス内容は適切か
人材紹介サービスを選ぶ際には、予算の判断も必要になってきます。 サービスのオプションなども漏れなく把握し、必要なサービスが揃っているか、それに見合った価格設定か、などを判断しましょう。
複数の人材紹介サービスを比較することで、適切な予算設定かどうかを判断することができます。同じようなサービスを提供しているサービスの価格を比較し、最適な選択をすることが大切です。 採用に至るまでの流れや採用成功率を考慮し、費用対効果を考えて選ぶことも重要になってきます。
新卒紹介サービスの種類
これまでの新卒採用の採用の仕組みは、学生が企業の掲載する募集要項や会社情報を見て、興味を持った企業にアプローチを行う、という企業が受け身のものでしたが、現在では企業が自社に合う、気になる学生にアプローチを行う採用手法が多く見られるようになりました。
種類 | 費用・料金 | 概要 |
ダイレクト リクルーティング | 成功報酬型:30~40万円 定額型:60~150万円 | ・企業が学生へ直接アプローチを行う、スカウト活動のような採用手法 ・一般的に人材紹介などよりも比較的採用単価は安価 ・スカウトを送る必要があるため工数がかかる |
ナビサイト | 30万円~60万 3月以降のプラン:40万円~80万円 | ・学生向けの求人情報を集めたウェブサイト ・学生のみならず企業側も求人内容に関する情報収集できる |
採用管理ツール(ATS) | 月額48,000円~75,000円 | ・新卒採用に関わる業務を一元管理できる ・求人サイトの掲載管理、応募者の履歴書管理、面接スケジュールの管理、選考データの管理、内定者フォローツールなどの機能がある |
マッチングイベント | 対面:250,000円~ オンライン:300,000円~ | ・企業と学生をつなげるイベント ・会って話すことで雰囲気や人柄、キャラクターが知れる ・直接志望動機などの細かい質問をすることができる |
合同説明会/ 大規模イベント | 1ブロック:70万円~ ※エリアにより異なる | ・大規模イベント 1000人、多い場合だと1万人程度の学生が参加 ・だいたい100社から500社ほどの企業が出展 ・企業の概要を知るために参加する学生が多い |
参考資料:新卒採用ツール カオスマップ2023年版
こんなお悩みがありませんか?
ただでさえ学生からの応募が少なくて選べないのに、内定辞退されてしまった…
やっと内定が出せたと思ったら、内定辞退の連絡が来てしまった。
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ジェイックは採用ミスマッチを未然に防ぎながら、採用決定までフォローします!
ジェイックは採用ミスマッチを未然に防ぐため、内定辞退は簡単には出しません。採用人材についても、「学内選考会」にご参加いただくと、約20名程度の学生と一度に無料で会うことができます。
また、イベント終了後に3段階のアンケートで、次回選考に進めたい学生を選ぶことができ、学生からの選考希望が一致すれば、次は自社での個別面接を行うことができます。また、就職成功率は80.5%※と高く、御社が採用したい学生の採用決定まで一緒に伴走いたします。
※大学を通じて当社「新卒カレッジ」の面談又は面接会を利用した24卒学生のうち、 当社が把握している就職決定者の割合
間にジェイックが入ることで、企業と人材をつなぎ、先に発生しそうなギャップを解消することで、入社後の早期離職も防ぎます。
成果報酬で自社に合った学生を紹介してくれる紹介会社を探してるのですが…
新卒紹介サービスなどでいくら学生を紹介されても、どうも自社に合う学生が少なく感じてしまい、ピンと来ず内定が出せていない。
ジェイックは採用が決まるまで一切費用が掛からない「完全成果報酬型」の紹介会社です!
ジェイックでは、主に『学内選考会』と『個別紹介』でご紹介しておりますが、どのような紹介方法でも完全成果報酬型です。求人媒体に掲載するだけで費用が発生してしまう大手媒体サイトとは異なり、貴社での採用が決まった場合に限り費用が発生するシステムです。
採用する学生の出身学部や採用計画人数などによって紹介料金が変わってきますので、ご希望のご紹介方法も併せてまずはお気軽にお問い合わせください。
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人員が少なく、兼務も多いためなかなか採用活動に時間や工数が割けず、丁寧な採用活動ができない
手間をかけずに効率的に採用活動ができます!
ジェイックでは御社がなるべく「学生との面接」に一番集中して頂けるよう、求人票の作成、説明会の段取り、個別面接日程の調整、学生への魅了付けや内定承諾の後押し…など、一貫してサポートをいたします。
通常の新卒採用にかかる工数を大幅に削減することできるので、他業務と兼務されていらっしゃる方にもご負担が少なくご利用いただけます。
ジェイックの新卒紹介サービスの特徴
大学の採用イベントに参加できる!
新卒カレッジ「学内選考会」は全国の連携大学160校(※1)から運営を委託され、開催をしている新卒採用イベントで、大学の採用イベントに簡単に参加し、大学との繋がりを作ることができます。
参加する学生は事前にキャリア形成などのセミナーを受講しており、やりたいこと・ありたい姿といった、自分の「軸」が作られています。希望するキャリアや企業が定まっているため企業とのマッチ度が高く、これまでに2,352社(※2)にご参加をいただいております。
また、イベントに参加する学生は、事前にビジネスマナー研修・面接マナー研修なども受講しており、基本のマナーが身についているため、入社後の研修が難しいという場合も安心です。
※1:2024年6月末現在の就職支援大学数
※2:2011/1~2024/3の当社「新卒カレッジ」の面接会(学内選考会)の参加企業社数
全学生と必ず面接でき、採用のミスマッチも防ぎます
学内選考会は、学生全員と必ず面接を行うことができます。一般的な合同説明会のように「ブースを出したのに、全然学生が来なかった…」という苦い思いをすることはありません。
また、どの大学イベントに何度参加しても無料な完全成果報酬で、採用が決まるまで一切費用がかからず、コストパフォーマンスの良い採用活動を行うことができます。
面接イベントの終了時に、学生と企業両サイドから選考希望のアンケートを取るなど、ジェイックが間に入ることで、相性やマッチ度を細かく確認、採用のミスマッチを防ぎます。
中小企業やBtoB企業でも採用できる!
学内選考会には「働く意味を明確にする」研修を通じて、「価値観が一致する/入社後に活躍できる会社に入りたい!」といった「企業選びの軸」を持った学生が多く参加します。
そのため、一般的に知名度のない中小企業や、事業内容が特殊で学生への説明が難しいBtoB企業、不人気業界と呼ばれる企業でも自社とマッチした学生を採用するチャンスがあります。
挨拶できない、なんてことはない!社会人マナーを講習で身につけた学生をご紹介
「社会人で活躍するために必要な土台となる考え方を伝える」がテーマの厳しい研修を全員が受講しています。
研修では身だしなみ、挨拶、コミュニケーションといった社会人としての常識から、自己分析力や目標達成力といった、入社後に活躍するためのスキルを養いますので、全員社会人としての基本を身につけた状態でのご紹介が可能になるのです。
ご紹介人材の例
経営学部 商学科 女性
ジェイックを通してメーカー・製造業への内定を取得
アルバイト時代は飲食店でリピーターが増えるよう工夫を凝らし、お客様を覚えるようにしていたら、お客様が会いに来てくれるようになりました。相手の力になるには何をしたらいいか?最善策を見出し柔軟な行動が取れるよう日々心掛けています。
とにかく信頼される人間になりたくて、〇〇さんがいたから、と言ってもらえるような人になりたいです。
現在の内定先を選んだ理由
もともと面談でお話した人事の方の人柄に惹かれていましたが、他の面接官も全員、優しくて話しやすかったことで第一志望になりました。
また、面接を重ねる中で「自分が求めている雰囲気の社風だった」「入社後のステップアップも提示・承認してくれた」ことも大きかったと思います。
経済学部 経済学科 男性
ジェイックを通してIT企業への内定を取得
小中高通して剣道を習っており、大学では新しいことにチャレンジしてみたいと音楽部に所属しました。コロナ禍で先行き不安になったものの、今後への目標設定を行うことで部活動も就職活動も乗り切れました。
現在の内定先を選んだ理由
希望していたIT業界だったことと、面接を行った人事の人柄に惹かれ内定を決めました。
お申込みから採用決定までの流れ
よくある質問
どんな大学と連携しているかを知りたい
160大学(※2024年6月末現在の就職支援大学数)関東・東海・関西の主要総合大学と連携しています。守秘義務等もありWEB上での一覧公開はしておりません。お手数ですが資料DL時に個別にお問い合わせ下さい。
学内選考会はどこで開催するの?
大学キャンパス、また複数大学の共催等をする場合には株式会社ジェイックの会議室や外部会場にて行われます。現在はオンライン開催(zoomを利用)が殆どです。
学内選考会の開催時間や参加学生の人数は?
規模等によっても異なりますが、開催時間は13:00~17:00程度。学生は約20~30名程度が参加します。
新卒を採用するメリットって?
新卒採用のスケジュールが安定することや、選考に時間をかけられることがメリットとして挙げられます。また、新卒で入社した学生は他社の経験がないため社風などに馴染みやすく定着や幹部候補への成長というメリットがあります。
初めての新卒採用なのですが、特別な準備は必要ですか?
新卒採用の段階では学生から選ばれるための魅力づけや、そして内定者フォロー、入社後は受け入れ態勢や教育体制の整備などやはり準備は必要です。ジェイックの新卒カレッジ®では、経験豊富なアドバイザーが採用から入社後の仕組み作りまでサポートするので、採用に慣れていない企業様も安心してご参加頂けます。