2年目研修
自分で仕事の目的とゴールを考え、
周囲の協力を得て達成していくための2年目研修
2年目研修の目的
具体的には、2年目の社員が求められる役割を理解し、主体的な行動をとること、社内コミュニケーション力を向上させ、業務の円滑化につなげること、生産性向上のための考え方を学び、段取り力を高めること、早期離職防止のために成長をサポートする機会を提供することが目的とされています。
プロの自覚=仕事に対しての高い意識と責任感を持つ
社会人としてのプロの自覚とは、職業や仕事に対して高い意識と責任感を持ち、専門性を発揮し、倫理的な行動をすることを指します。
2年目研修では、2年目社員が、プロとしての自覚を持ち、一人で業務を遂行できるようになることを目指します。自己の成長と組織や社会への貢献を意識することで、社会人としてのプロの自覚を高めることができます。
主体性を発揮する
2年目社員には、主体性を身につけて早く独り立ちしてもらいたいという期待があります。そのため、求められる役割を認識し、指示待ち・受け身の姿勢から脱却することが目的の一つです。
今までの、指示待ちや受け身の姿勢から脱却し、仕事に対する高い目的意識と判断軸を持ち、業務に取り組むことが求められます。主体性を発揮するためには、自分の仕事の目的やゴールを明確にし、それに基づいて自ら判断し行動することが重要です。
コミュニケーションスキルの向上
2年目研修では、職場での円滑な業務遂行やチームワークに不可欠な社内外コミュニケーション力を向上させ、業務の円滑化に繋げます。
適切なフィードバックの提供や聴取スキルの向上、効果的なコミュニケーションのための言葉遣いや話し方の工夫、学んだコミュニケーションスキルを実際の場面で活用する機会を提供し、実践力の向上を図ります。
また、コミュニケーションスキルの向上は、チームワークの向上にもつながります。適切なコミュニケーションを通じて、メンバー同士の意思疎通や協力関係を築き、自然と周囲の協力や支援を得ることができるようになります。
生産性の向上
生産性向上のための考え方を学び、段取り力を高めることも目的の一つです。
社会人としてのスキルや知識を磨き、仕事の効率性を高め、より成果を上げることを目指します。生産性の向上は、個人の成長だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にも影響します。
業務の効率化や改善の方法、時間管理の方法、優先順位の付け方などを学び、生産性を向上させ組織の目標達成への貢献に繋げます。
早期離職防止
2年目社員の離職を防止するために、成長をサポートする機会を提供することも目的の一つです。
2年目社員は、入社後1年目に比べて業務に慣れ、自分自身のキャリア・成長に対する不安や、会社に対する違和感を感じることがあります。2年目研修では、2年目社員が自己成長を促し、会社に対する理解を深めることが期待されます。
2年目研修とは、新入社員が入社してから2年目に行われる研修で、入社2年目になる社員がプロとしての自覚を持ち、主体性を発揮し、コミュニケーションスキルや生産性を向上させることを目的としています。
2年目研修 の特徴
「オーナーシップ」マインドを学び、自立した仕事の姿勢を身に付ける
オーナーシップとは「仕事の依頼を受けた時点で、自分がオーナーとなって成果を出すまで責任を負う」ということです。
オーナーシップはマインドだけではなく、そのマインドを表現する仕事力も必要になります。
高いマインドと、どのような仕事でも応用できるベースとなる段取り力や報連相、計画立案力、PDCAで改善し続ける仕事力を身に付けます。
仕事でぶつかる壁を乗り越えるクセをつける
ビジネス生活を送る中で、前に進む限り、人は必ず壁にぶつかります。
ビジネスパーソンには3つの壁があると言われています。それが、仕事の成果の壁・人間関係の壁・自己管理の壁の3つです。
どうやって乗り越えたらよいのか?壁の乗り越え方を学びます。
「360度診断」で上司や先輩からの期待事項を知る
360度診断とは上司、先輩、同僚が参加者を評価する診断ツールです。この360度診断の特徴は「能力評価」 ではなく「行動評価」 であるということです。
上司や先輩社員からのフィードバックを受けることで、現時点でできていることと、まだ足りていないことの確認ができます。
そして、自分自身に何を期待されているのかを知ることで、行動変容の方向性が明確化されます。
反転学習・マイクロラーニングを用いた事前学習
オンライン研修コースでは、毎回の研修参加前に、事前動画をご覧いただきます。
研修の前に動画をご覧いただくことで、オンライン研修の時間は、発表やディスカッションが中心となる効果性の高いプログラムを行います。
世界最大の人材開発カンファレンスATD ICEで注目を集めたマイクロラーニングの考え方に基づいて作られた事前動画は1本5分~10分。
移動などの隙間時間に、スマホやPCで手軽に動画をご視聴いただくことで、事前にしっかりと理解を深めることができます。
「対面型」と「オンライン型」研修の違い
「対面型」研修
- 開催会場に通っていただきます。
- 広々とした会場を確保して、定員の半数以下で開催、感染対策も万全に行います。
- リアルでの臨場感、参加者同士直接顔を見てコミュニケーションが取れる、息づかいが伝わるです。
- 「いまの業務も基本的にすべて対面。パソコン操作が苦手…」といった方も、安心して参加いただけます。
「オンライン型」研修
- オンライン(zoom)でご参加いただきます。
- 会社や自宅、出張先や営業車の中など、どこからでもご参加いただけます。
- 全拠点の若手社員に、また直行直帰が多い仕事でも、しっかりと人材育成することができます。
- 集中力を保てる3~4時間+動画での事前学習となります。
- 「オンライン研修」は、オンラインだから実現できたニューノーマル時代の研修プログラムであり、教育理論に基づく学びと変化を加速させるプログラム構成になっています。
拘束時間 | 受講者同士の関係 | 集中力 | ロープレ | 感染対策 | |
---|---|---|---|---|---|
オンライン型 | ◎ | △薄い | 〇 | △不向きな場合がある | ◎ |
対面型 | △会場までの移動 | ◎深まる | 〇 | ◎体感できる | △ |
カリキュラム例
- 第1回 目標の明確化 チーム編成/目標設定
オリエンテーション
- 2年目社員とは?
- 2年目に入り、自分はどんな状況にいるか
- キャリア形成
テーマ学習
- 自分への期待を知る
- 壁の乗り越え方
- オーナーシップを発揮する
実践課題の設定
- 今回の学びを活かした
職場実践
- 今回の学びを活かした
- 第2回 自律する力を高める 自ら動く/成長を想い描く
テーマ学習
- 2年目としての成長ビジョン
- 一時停止して選択する
- 目的を持って始める
グループ学習
- 自律した行動とは
実践課題の設定
- 今回の学びを活かした
職場実践
- 今回の学びを活かした
- 第3回 時間管理力を高める
時間の使い方を見直す/業務スピードを高める テーマ学習
- 仕事の段取り
- スケジューリング
- 報連相の型
グループ演習
- 時間予算管理
実践課題の設定
- 今回の学びを活かした
職場実践
- 今回の学びを活かした
- 第4回 目標達成力を高める /自分の強みを生かす
テーマ学習
- 360度診断
- 達成のアクション考察
- 目標からの逆算思考
グループ演習
- 達成行動の考察
実践課題の設定
- 今回の学びを活かした
職場実践
- 今回の学びを活かした
- 第5回 コミュニケーション力を高める
テーマ学習
- 相手に合わせた報連相
- タイプ別診断
グループ演習
- ケースから考える実践報連相
実践課題の設定
- 今回の学びを活かした
職場実践
- 今回の学びを活かした
- 第6回 成果を振り返る
発表
- 学びを実践した成果の発表
グループ演習
- 全体の振り返り
- 目標達成状況の共有
実践課題の設定
- ルーティン行動チェック表の見直し
ジェイックの2年目研修
ジェイックの研修サービスの流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください。
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日(会場)、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。