主に内定者や新卒向けのビジネスマナー研修について解説します。
ビジネスマナー研修を実施するメリット
ビジネスマナー研修は、ビジネスシーンでの適切なマナーや態度を身につけ、TPOに合わせた柔軟な対応ができるようになることを目的とした研修です。ビジネスマナーを習得することによって、社会人として周囲から信頼され、良好的な人間関係を築くことができます。
そのためにも、単なる知識の習得だけでなく、学んだスキルや知識を実践に活かし、業務や日々のコミュニケーションで実践して無意識でもできるように身につけることが大切になってきます。
協力関係と信頼関係の構築
ビジネスマナー研修では、単なる社交ルールだけでなく、同僚や上司との円滑なコミュニケーションや協力関係の築き方も学んでいきます。これにより、相互の信頼が深まり、一体感のあるチームワークや円滑なプロジェクト運用が可能になります。
企業イメージの向上
ビジネスでは、社員ひとりひとりの言動が企業全体のイメージに影響します。ですから、社員は自らが企業の代表であるという自覚を持ち、組織人としてふさわしい言動を心掛けなければなりません。
適切なビジネスマナーを身に付けることは、企業イメージの向上に繋がり、企業全体の成功にも貢献します。
変化に対応するためのスキルとマインドセットのアップデート
ビジネスマナー研修と言うと、新入社員向けだとお考えの方も多いかもしれません。しかし、ビジネスマナー研修は、新入社員だけでなく、ある程度の経験を身に付けた若手や中堅社員にも必要です。
むしろ、仕事に慣れているからこそ、慢心することなく初心にかえるなどのマインドセットのアップデートがより一層求められるでしょう。変化する社会やビジネスの要請に柔軟に対応するためにも、継続的な学びが不可欠です。
このように、ビジネスマナー研修は単なる社交ルールの習得だけでなく、仕事での成功に不可欠な信頼関係の構築や企業のイメージ向上、そして変化に適応する柔軟性を養う上でも非常に重要な研修プログラムと言えます。
こんなお悩みはありませんか?
✓ ビジネスマナーを基礎から学びなおしてほしい
✓ 第二新卒社員・中途社員で、ビジネスマナー研修を受けていない
✓ 接客業からの転職で、オフィスマナーが身についていない
✓ 後輩を引っ張れるよう、お手本になる立場へ意識を切り替えてほしい
✓ なんとなくでやっている顧客対応を見直してほしい
ビジネスマナー研修の目的
基礎からの学び直し
ビジネスマナー研修の目的の1つ目は、受講者にビジネスの基本的なマナーやルールを腹落ちさせ、職場で実践できるようになってもらうことです。研修を通じて、社内外での適切な振る舞いが身につき、顧客に対しても会社の代表として信頼に繋がる印象を与えることができるようになります。
また、ビジネスマナー研修を受講することで、第二新卒や中途社員などの社員に対しても、自社のビジネスルールや慣習を理解してもらい、組織に適応できるようにサポートすることが可能です。
- 新入社員/中堅社員理解するべきビジネスマナーを再確認
- 電話対応/ビジネスメールの見直し
サービス業からの転職者向けのオフィスマナー習得
社会人経験があっても、業界・職種が異なると戸惑うことも多くあります。例えば接客業などフロント経験が長い人が、オフィス業務の仕事に転職する場合、オフィス環境で仕事をするための適切なマナーを身につけることが求められます。
具体的には、オフィス文化への適応、ビジネスコミュニケーションの向上、適切なビジネスの服装と身だしなみの維持、タイムマネジメントと優先順位の設定などが上げられるでしょう。これらのスキルを実践的な方法で習得することで、円滑にオフィスでの業務を進め、周囲との関係構築や仕事の成果に繋がります。
- 社会人としての意識を再確認
- ビジネスマナーとしてのコミュニケーションを学ぶ
若手社員のリーダーシップの向上
ビジネスマナー研修で優れたビジネスマナーを習得し、周囲から信頼されるコミュニケーションを学ぶことで、若手は組織内で良い影響を与えられるようになります。
これにより、若手社員は新人や後輩のお手本となるリーダーシップを発揮して、組織のリーダーとして活躍できるようになります。
- 新入社員/中堅社員が身につけておきたいリーダーシップ
- お手本になるビジネスマナーとは
顧客対応力の向上
顧客対応に関して、仕事の中で「なんとなく」身につけてきたという人も少なくありません。 こうした「なんとなく」行っている顧客対応から脱却し、顧客対応力を一段上のステージに引き上げるためにも、ビジネスマナー研修で正しい顧客対応を身に付けることは重要です。
コミュニケーションスキルの向上、顧客対応改善による顧客理解の向上、問題解決スキルの習得、積極的な提案の能力、継続的な顧客関係構築、などを習得することで、顧客との関係構築が強固になり、顧客対応力もより向上します。
- ビジネスシーンで覚えておきたい顧客との接し方
- 信頼されるためのビジネスマナーとは
ビジネスマナー研修 成功のポイント
顧客の要望・ニーズに焦点を当てて考える力を身に付けさせる
心を込めた顧客対応は、顧客の信頼を得ることにつながります。例えば、得意先から自社商品への問い合わせをいただいた際、運悪く在庫が無かったとします。このとき、ただ「在庫を切らしております」とだけ伝えるのと、「在庫を切らしておりますが、他の支店に在庫が無いか確認してみます」と伝えるのでは、大分印象が異なるでしょう。
このように、顧客の要望をくみ取り、要望を叶える方法を一緒に考えることで、顧客に「この人に聞いてよかった」と思ってもらえるかもしれません。例え、その時は商談に繋がらなくても「次の注文の時は、この会社に問い合わせてみよう」と記憶しておいてくれる可能性もあるでしょう。こうした、顧客のニーズに焦点を当てた丁寧な対応の積み重ねが、後々に大きな売り上げに繋がることもあります。
理想と現状のギャップを埋め、成長するための目標設定をする
仕事に慣れ、関わる人も増えた若手社員にとって、ただ目の前の業務をこなしているだけでは、仕事のやりがいや将来の目標も見失ってしまうでしょう。
そうならないためにも、この仕事、この会社で実現したい理想の姿を描かせ、理想と現状のギャップを埋めるために必要な、成長に向けた目標設定を行うことが大切です。
ジェイックのビジネスマナー研修の特徴
自律して成果をあげ続ける”根っこ”となる考え方や姿勢を醸成する
ビジネスマナーの重要性を理解し、顧客第一を体現するプラスαの意識を身につける「成果を対価にして給料をもらう一人のプロフェッショナル」という考え方を学びます。
意識が変わると、言われたことを行うだけでなく、論理的に考えて仕事の生産性向上を図ったり、関わっている仕事にはすべて自分事としての責任感を持ち、パフォーマンスを発揮するためにどうするかという向上心を持ち続けることができるようになります。 ビジネスマナーを学ぶことで、顧客第一の考え方が身につき、仕事のプロとして継続した成果が出せるようになります。
同じ環境の受講生と「グループワーク」や「ロールプレイング」をすることで、刺激が得られる
ジェイックのコミュニケーション研修は、他者の同じ環境の受講生と一緒に学ぶことができます。他社の受講生と「グループワーク」や「ロールプレイング」で関わり、自分に置き換えてみることで、仕事への良い刺激を生み出し、競争意識を持たせ、成長するよう促します。
自社でのロールプレイングとは異なり、他社の受講生と関わることで、緊張感を持ちながら受講できます。また、ロールプレイングのマンネリ化が避けられ、様々なケースを体験することもできます。
フォロー研修で、研修後の実践行動の改善を行う
ジェイックのビジネスマナー研修は、1度の実施で終わりではありません。研修後に目標を設定し、決めた行動を職場で実践してもらいます。そして、職場での実践状況を振り返り、さらに改善につなげるためのフォロー研修を設けています。フォロー研修では、ビジネスマナーの復習や実務に戻った後の上司からのアンケートや現場でのヒアリングを元に、特に改善した方が良いところを中心に実施します。
また、講師による個別指導も行い、個人の課題を確実に改善することを目指していきます。さらに、目標達成の中で直面した壁の乗り越え方についても相談できる機会を設けており、「躓いてそのまま」「行動に詰まってしまう」といったことが起きないよう入念にサポートします。
ビジネスマナー研修のカリキュラム
- 1日目
プロフェッショナル/組織人とは
- 人格の成長プロセス
- パフォーマンスを上げる
ワーク実施
- 自律と一時停止
- オーナーシップアセスメント
- 能力と人格/相互協力振り返り
- 看護師ワーク
学び直し、再確認
- 挨拶/名刺交換/電話応対
- 敬語/報連相/メールSNS
- 2日目
学び直し、再確認
- 挨拶/名刺交換/電話応対
- 敬語/報連相/メールSNS
ロールプレイ実施
- 電話応対演習
- 報連相演習
仕事の目的を考える
- 目的、意義ワーク
- 貢献ステートメント作成
まとめ
- 最終振り返り
- 宿題確認
- フォローセッション
1年目の成長スピードが倍増する「時間管理」
1年目から成果をあげるための「優先順位の付け方」
知っているけどできていない。から“実践している”に変える「報連相」
よくある質問
ジェイックのビジネスマナー研修のポイントはなんですか?
新人としての意識を払拭し、慣れで業務を行っている社員に正しいマナーを身につけてもらいます。今までのマナーの復習と、レベルを上げる内容で、年次を重ねた社員としての考え方から学ぶことができます。フォロー体制が充実しており、実際のケースを基にロールプレイングなどを行うため、確実に行動がかわります。
また、同じビジネスマナー研修でも、階層に応じたプログラムをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
課題に合わせたカリキュラム変更は可能ですか?
講師か自社の課題に添ったカリキュラムを作成致します。 ビジネスマナー+キャリアビジョン研修などの組み合わせも可能です。
ぜひお問い合わせください。
受講者が多い場合、出張研修は可能ですか?
もちろん可能です。人数により割引もありますので、お問い合わせください。