若手研修
若手の抱える課題や育成の落とし穴、若手研修を成功させるポイント
若手社員研修は、将来に渡って定着・活躍し、成果を出す若手を育成するための研修プログラムです。若手育成のプロフェッショナルが、若手の抱える課題や若手育成の落とし穴、若手研修を成功させるポイントを解説します。
若手社員研修の対象者と研修の目的
最初に、若手社員研修の対象者と研修の目的について解説します。
若手社員研修の対象者
会社によって、「若手」という言葉が指す世代は異なりますが、ここでの若手社員は入社2年目~5年目、20代中盤~後半の社員を指します。入社数年で、概ね独り立ち~チームリーダー、主任や係長候補といった層への研修をイメージしてください。
若手社員研修の目的
若手社員研修を実施する目的を4つ解説します。
1.完全な独り立ちや後輩指導ができる状態となり、より大きな戦力になってもらう
若手社員研修の大きな目的は、完全な独り立ち、また後輩指導などにも関われる状態になってもらい、より大きな戦力になってもらうことです。若手社員は、これから会社の中核を担うことが期待されます。若手社員の育成は、3年後,5年後の業績にも直結する、企業にとってなくてはならない取り組みといえるでしょう。
若手社員は、自らのスキルを磨くこと、成長に対して積極的な場合が多く、若手社員がスキルを伸ばす研修を提供することは、若手社員にとっても大きなメリットがあり、モチベーションやエンゲージメント向上にもつながります。
2.定着と離職防止のため
若手社員が研修の学びを活かして成果を上げることができれば、仕事に対する自信ややりがいを感じられるようになります。若手に自己効力感や成功体験が生まれれば、これからも新しい学びを得て成長したいというポジティブな意欲にもつながるでしょう。また、スキルを身につけることによって、会社の中で、仕事の幅やチャレンジできる選択肢も拡がります。
同時に、入社3-5年目ぐらいは、ある程度仕事に慣れ、マンネリ感が生じたり、新人の時ほどの成長実感を得られなくなるタイミングでもあります。その中で「この会社で、この仕事で、このまま頑張っていていいのかな…」と考えてしまう瞬間が訪れがちで、モチベーションダウンや、優秀層ほど自分のキャリア形成を考えての離職が生じたりします。若手研修を通じて、成長実感を獲得させたり、キャリア展望を描かせたりすることで、若手社員を職場に定着させる、離職を防止することができます。
3.業務の質と生産性向上
年次が上がるについて、若手社員にかかる業務の責任やプレッシャーは徐々に増えていきます。こうした責任やプレッシャーをはねのける、業務の質や生産性の向上が不可欠です。若手研修では、ロジカルシンキングや問題解決力、プレゼンテーション力など、業務を改善したり、成果を挙げたりするために必要な方法や改善の仕方を身に付けてもらいます。これにより、業務の質と生産性の向上が期待できるでしょう。
ストレスマネジメント、強みの発揮など、マインドや仕事の仕方などに関しても、もう一段成長させると有効です。
4.主体性を発揮できるようになってもらう
新入社員の頃は、ある程度上司や先輩の指示に従うという受動的な姿勢でも良いでしょう。しかし、若手社員になれば、そこから脱却して、自ら仕事を見つけて改善していく主体性が求められます。
主体性を発揮できる人材を育てることも、若手社員研修の重要な目的の一つです。
若手社員が抱えている課題
若手研修の対象となる若手社員はどんな課題を抱えているでのしょうか。よくあるケースを解説します。
指示待ちから抜け出せず、主体性を発揮できない
若手にもっと主体性を持って行動して欲しいと感じる管理職や人事の方にはよくお会いします。
若手の主体性の欠如は、教育や職場環境も影響しています。例えば学校教育では、指示に従ったり集団行動ができることが重視されるため、自ら考え行動する機会はあまり求められませんでした。また、職場事態に、上司からの指示を待つことが当たり前とされる文化が根付いてしまっているケースも少なくありません。
このような環境では、若手社員が自ら考え、自ら行動することが難しくなりがちです。結果として、指示待ちの姿勢が強まり、主体性を発揮する機会や経験がグっと減ってしまいます。
日々の業務を「作業」として捉え、業務の目的や全体像を理解していない
若手社員は、日々の業務を単なるタスクとして捉えてしまい、大きな視点や視野を持っていないことが課題となる傾向もあります。これは、業務の全体像やその意義を知る機会が少ないことも原因の一つです。例えば上司から与えられる業務も、はじめは細かなタスクに細分化されて渡されるでしょう。
細かいタスクに細分化することで、若手社員の経験やスキルでも対応できる状態になり、仕事を依頼できます。一方で、細分化されたタスクだけを実施していると、自分の仕事がどのように組織や顧客に貢献しているのか?なぜこの業務が大事なのか?何のためにやっているのか?を考えなくなり、いずれモチベーションや業務の質の低下にもつながりかねません。また、業務の意味や全体像を理解していないことは、業務改善や新しいアイデアの創出という観点でも、大きなデメリットとなります。
周囲とのコミュニケーションの取り方が分からない
若手社員の中には、周りとのコミュニケーションの取り方が分からないと感じる人も少なくありません。これは、コミュニケーションスキルの不足や、職場の人間関係に対する不安が原因の一つです。加えて、リモートワークの普及により、対面でのコミュニケーションの機会が減少していることも、この傾向に拍車をかけています。
周囲とのコミュニケーションに不安を感じた状態が続けば、上司や先輩との距離感を掴むことも難しくなり、自分の意見を伝えることや、フィードバックを受けることに対する抵抗感が生まれ、若手の成長の上でもマイナスになってしまうでしょう。
自身のキャリアに不安を抱いている
いまの20代は、自らのキャリア形成に対して非常に強く興味関心を持っています。終身雇用が完全に崩壊し、会社が自分を守ってくれないことを知っているからこそ、成長欲求、キャリア形成への関心が高いのです。
こうした傾向は好ましいものでもありますが、一方で、高い関心が空回りして漠然とした不安を抱えている若手がも多くいます。このような状況になると、若手社員は将来に対する不安やストレスを抱え、モチベーションの低下や離職のリスクにもつながります。
若手育成で組織が注意すべきポイント
若手社員は、これからの組織を担う人材ですが、多くの課題も抱えがちです。若手社員の育成にも力を入れる企業が増えている中、若手育成で企業が陥りやすい注意点をお伝えします。
研修内容が一律化している
若手社員はひとり一人、取り組んでいる業務や期待される役割、また個人の性格や強みも様々です。とくに、今の20代は個性を許容される環境に慣れ、価値観も多様化しています。しかし、若手社員研修で学ぶテーマやカリキュラムが一律であり、「型にはめる」ような内容になっている企業も多く見受けられます。成長する上で、必要な型、フレームワークを身に付けてもらうことは大切です。しかし、個性を潰す、押し殺すような指導やカリキュラムになっていたりすると問題です。
また、若手層は同じ階層であっても、ハイパフォーマーとローパフォーマーでかなり差が開いていることも良くあります。一律の内容で研修を実施すると、受講者の興味や関心を引かなかったり、自分事として課題を捉えられなかったりといった事態が生じ、期待する効果も生まれづらくなってしまうでしょう。
研修効果を最大化するためには、研修企画の際に、個々の社員の特性や課題をできるだけ踏まえてカリキュラムを検討すること、一人ひとりは無理でも若手全体の最大公約数的な要望や課題を把握し、それに沿った内容にすることが大切です。
研修で学んだことを業務で活用できない
研修を実施したら、研修中に学んだことを実際の仕事に活かしてもらう必要があります。研修で学んだ内容が実務で活用できなければ、せっかく準備して実施した研修も無駄になってしまいます。
研修の学びを業務で活用し定着させるためには、研修自体の工夫と同時に、組織としてのサポートも大切です。上司やリーダーが研修内容を理解し、業務で実践する機会を積極的に設けるようにしましょう。また、定期的なミーティングやフィードバックセッションを通じて、学んだ内容を確実に定着させるよう促すことも大切です。
効率化を重要し過ぎて、若手自身に考えさせる訓練を積ませることができない
組織としての短期的な効率化を重視し過ぎて、若手社員に自ら考えさせる機会を奪ってしまっている組織も見受けられます。限られた業務時間の中で、仕事・育成の効率化を図ることはもちろん大切ですが、若手社員に自ら考えさせ、創造的に問題解決するトレーニングを積ませることは中長期的な育成を図るうえで非常に重要です。
定型的な作業やルーティン業務に関しては効率化を進めつつ、問題解決やより高いレベルの意思決定が求められる課題に集中できる環境を確保できることが望ましいでしょう。また、若手から疑問や質問があったときも、ピンポイントで正解を渡さず、「一度は自分で考えさせる。可能なら、考えてもらったやり方でチャレンジさせてみる」など、コミュニケーションや関わり方にも工夫を凝らすことが肝心です。
若手研修を成功させるポイント
ここまでの内容を踏まえて、若手社員研修を成功させるために大切となるポイントを紹介します。
価値観・マインドに働きかける
仕事で成果を出すためには、コミュニケーションスキルやタイムマネジメントといったスキルや能力は大切です。しかし、若手社員の中長期的な成長にとっては、スキル以上に仕事に対する価値観やマインドが大切です。どんなスキルを学んでも、仕事へのモチベーションや当事者意識が低い状態ではスキルは生かされないでしょう。
従って、若手研修もスキル教育にだけに偏るのではなく、仕事に対する姿勢や考え方、プロフェッショナルとしての価値観を身に付けさせるような内容が非常に大切です。
また、昨今の若手は、「仕事で成果をあげるために必要だから」という理由だけでは、なかなかモチベーションが湧いてこない人が多い傾向にあります。
そのため、会社が求めるスキルやマインドをインプットするという視点だけでなく、本人が望むキャリア、仕事のやりがい、人生の中で得たいものといった自分事に紐づけていくための研修やステップも非常に大切です。仕事で成果を出すことが、自分ごとになると、仕事に対する前向きな姿勢も生まれやすくなります。
心のコップを上に向けてもらう
「心のコップを上に向ける」とは、「学ぼう!成長しよう!と本気になって、学びや周囲からのアドバイスを受け入れようとする状態」を作ることです。こころのコップが下を向いていれば、どんなに水を注いでも、コップには水が溜まらず、注いだ水は全部こぼれてしまいます。研修や人材育成も同じで、どんなに優れたカリキュラムを用意して、熱心に指導したとしても、受講者に学ぶ意欲がなければ、研修効果はあがりません。
学ぶ目的やどんなものが得られるのかを丁寧に伝え、成長意欲を刺激することで、「心のコップ」を上向かせることができます。また、受講者自身の心がけで上に向けることもできますので、研修では「いま、“心のコップ”は上を向いていますか?自分の状態を整えてから始めましょう」等の声をかけて、受講者自身に心を整えてもらうことも効果的です。
良い習慣を形成する
入社2年目を過ぎれば、新人時代のような手厚いサポートはあまり期待できなくなります。こうした状況の中で若手社員が成果を出し、継続的に自己成長をするためには、「成長するための習慣形成」が欠かせません。たとえば、成果のヒントになりそうな書籍やセミナーを自分から探しに行って学ぶことも、成長するための習慣の1つです。また、定期的に業務での経験を振り返り、新たなヒントや気付きを発見する習慣も効果的です。
若手研修でも、自分の成長にとって効果がありそうな習慣は何か?成果をあげるために効果的な習慣は何か?具体的な行動として、日々どんなことに取り組めばよいのか?を考えてもらい、研修後は習慣を継続して実施するための仕組みを整えることが肝心です。 良い習慣を身に付けることで、若手社員が自立して成長し続ける、成果をあげることが実現します。
社外1on1やキャリア面談を実施する
いまの若手は、終身雇用の感覚を持つ人が殆どいません。また、キャリア形成・キャリア安全性への関心が非常に高まっています。年次が下がるほど、キャリア形成=転職という感覚も強く、社内でキャリア形成ができないと思うと、転職することで何とかしようと考えがちです。そして、こうしたキャリアの不安や将来設計は、「転職」という選択肢とセットになっているからこそ、上司はもちろん、人事等の社内の人には相談しづらいことが多くなっています。
しかし、若手が将来のキャリアに不安や悩みを抱えたままでいれば、研修でどんなにスキル習得やマインド醸成を促しても身が入らず、効果は薄れてしまいます。また、離職してしまえば、当然実施した研修は無駄になってしまいます。
そこで効果的なのが、社外の専門家を活用した社外1on1やキャリア面談の実施です。 社外の人であれば、プライベートな内容も含めて、若手が不安や悩みを素直に打ち明けやすい安全・安心な環境を作れます。また、第三者が中立的な立場で率直な意見やアドバイスを提供してくれることで、若手社員も客観的な視野を手に入れ、前向きな思考や理性が生まれてくるでしょう。
ジェイックが提供する若手研修の紹介
当サイトを運営する株式会社ジェイックは、若手社員のリーダーシップや主体性、ヒューマンスキルに働きかける研修を得意としています。なお要望や課題に応じて、若手研修プログラムのプログラムは様々なものをご提案可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
仕事で直面する3つの壁を乗り越えるための、徹底したサポートがある
研修で良い学びや気づきを得ても、実際の業務で活用し改善を続ける上で、若手社員は様々な壁に直面します。研修を受講しても、その後なかなか行動変容に至らないのは、実際の業務で直面する壁に躓いてしまうことが原因のひとつです。
中でも多くの若手が直面しやすいのが、以下に挙げた3つの壁です。
・仕事の成果の壁
・人間関係の壁
・自己管理の壁
3つの壁は、どの若手社員にとっても共通の課題となるものです。3つの壁は向き合うことを先延ばしにしても、逃げても、組織で仕事を続けていく以上、必ずどこかで向き合わなくてはなりません。 ジェイックの若手研修では、こうした多くの若手が実際の業務で直面する壁について、壁を乗り越えるための方法を研修の中で丁寧にレクチャーします。
現場によって、受講生それぞれによって直面する壁は異なるでしょう。それでも事前に壁の存在、乗り越えポイントを知っていれば、いざ実際に直面した時にも慌てずに落ち着いて対処しやすくなります。業務での壁の乗り越え方を知っているかいないかは、長期的な若手の成長を大きく左右します。
「360度診断」で上司や先輩からの期待事項を把握できる
360度診断とは、自己評価とあわせて、上司や先輩、同僚など、仕事で関わる複数の人たちから評価やフィードバックをもらうやり方です。上司や先輩からフィードバックを受けることで、受講者は、自分自身がどうみられているか?何を期待されているのか?どう成長して欲しいのか?を把握することができます。
ジェイックの若手研修、たとえばエースカレッジでは、この360度診断を研修カリキュラムに導入しています。ジェイックの360度診断は、「能力評価」ではなく「行動評価」 であることが特徴です。受講者の日々の行動に対する評価を通じて、現時点でできていることと、まだ出来ていないことが一目瞭然になり納得性も高く、今後の改善計画にも落とし込まれます。
学びっぱなしにならない!個別のキャリアカウンセリング『Kakedas』で行動変容をサポート!
研修の学びを仕事で活用し成果につなげるためには、日々の業務の中で試行錯誤を繰り返しながら、学びを自分自身の生きたスキルやノウハウにカスタマイズしていかなければなりません。そのためには、業務に本気で取り組み成果を上げることに専念することが必要です。
一方で、「若手研修を成功させるポイント」でもお伝えした通り、多くの若手はキャリア構築や将来設計に不安を抱きやすいのも事実です。キャリアへの不安や悩みがある状態では、目の前の業務に本気で専念することも難しく、結果としてなかなか期待する成果にはつながってこないでしょう。
ジェイックでは、こうした若手のキャリア課題に対し、個別フォロー・サポートする社外1on1/キャリア面談サービス「Kakedas」を提供しています。「Kakedas」は、受講者が国家資格を持つキャリアコンサルタントの人に、仕事や人間関係、将来のキャリアについて、本音で相談できる社外1on1サービスです。
「Kakedas」を使い、若手は仕事の悩みや将来の漠然とした不安を言語化し、前に進むためのヒントや今後の自己成長、キャリアの見通しを立てられるようになります。また、「Kakedas」では、個人を特定しない形での面談分析レポートを提供しています。自社の若手が感じている現状や課題を知ることで、「どんな関わり方に変えればよいか?」「どのように組織文化や評価制度を改善すればよいか?」など、若手育成の施策を打つ貴重な手がかりが得られます。
若手研修のカリキュラム例
- 1日目:3つの壁の乗り越え方を学ぶ所要時間:7時間
これまでの振り返りと現状確認
- 3つの観点から仕事を振り返り
- 社会人基礎/仕事のスキル/チームワーク
- 課題と理想のギャップの埋め方
組織の一員としてどう成長するか
- あなたの経験によってできた眼鏡は何か?
- 得たい結果が得られない場合の捉え方
- 仕事で求められる役割を考える
- 依存社員、自立社員、相互協力社員
3つの壁の乗り越え方①
- 人間関係に関するアンケートからわかること
- 勇気と思いやりのバランスチェック
- コミュニケーション:話の伝え方と話の聴き方良好な人間関係を構築するために
3つの壁の乗り越え方①
- 人間関係に関するアンケートからわかること
- 勇気と思いやりのバランスチェック
- コミュニケーション:話の伝え方と話の聴き方
- 良好な人間関係を構築するために
3つの壁の乗り越え方②
- ケーススタディ「あなたならどうする?」
- あなたの頭の思考の癖をチェック
- 学習者の問いと批判者・被害者の問い
- チャレンジすることで得られること
3つの壁の乗り越え方③
- あなたの感じやすいストレス
- ストレスドライバーチェック
- モチベーションの上げ方と好ましいストローク
- 簡単なストレス対処法(短期と長期)
振り返りと目標設定
- 本日のまとめ
- 気づきと目標設定
- メンバーへの共有(発表式)
- 講師からの個別コメント
360度診断
- 2日目:段取り力をアップさせる所要時間:7時間
段取り力とは何か
- あなたの段取り力の確認
- 段取り力とは?
- 仕事の段取り、時間の段取り、人の段取り
仕事の段取りのコツ①
- 指示された仕事の段取りを振り返る
- 仕事の段取り5つのコツ
- 目的とゴールを明確にする
- やるべき業務を分解する
仕事の段取りのコツ②
- 各業務の最適なやり方を検討する
- 最適なやり方の実行手順を考える
- やり方をチェックしてもらう
- 仕事の段取りの振り返りとまとめ
時間の段取りのコツ
- あなたの時間の使い方チェック
- 1週間の時間の使い方を振り返る
- 時間管理のマトリクス®
- 時間の段取りの振り返りとまとめ
人の段取りのコツ
- 信頼関係を作る
- コミュニケーションについて考える
- 話の聴き方&依頼の仕方
- 人の段取りの振り返りとまとめ
振り返りと目標設定
- 本日のまとめ
- 気づきと目標設定
- メンバーへの共有(発表式)
- 講師からの個別コメント
受講者の声
グループワーク中の講師の方のアドバイスがとてもためになりました
グループディスカッションを通じた対話の進め方がとても参考になりました。またグループワーク中に講師の方が各島を回りながらアドバイスをしていただいたことも印象に残りました。
自分から発信しないと相手には考えが伝わらない!ということが印象に残りました
自分から発信しないと相手には考えが伝わらない!ということが印象に残りました。今後、同じチームのメンバーや後輩社員と話す時も、このことを意識してコミュニケーションに臨みます。
改めて自分のいまいる位置を再確認できまたので、今後は知っているではなく出来ているかを自分に問いかけながら業務に励みたいと思います
今日1日の研修では、ボリュームのある内容をわかりやすく解説いただきました。改めて自分のいまいる位置を再確認できました。知っているではなく出来ているかを自分に問いかけながら業務に励みたいと思います。
相手の反応を目の当たりにしたことで、相手のことを考えてコミュニケーションをすることの重要性に気づきました
私は、行動することに引け目を感じる事は少ないのですが、行動の際に相手の立場や状況を考える事はあまりできていませんでした。研修の中で、ディスカッションした相手の反応を目の当たりにしたことで、相手のことを考えてコミュニケーションをすることの重要性に気づきました。
周囲と共有しながら仕事を進めて行くことの大切さを理解できました
以前からコミュニケーションは大切だと思ってはいましたが、その理由を考えたり、深掘りしたことはありませんでした。今回、自分の考えをまとめ、それをグループでアウトプットしたことで、周囲と共有しながら仕事を進めて行くことの大切さを理解できました。
若手社員向け研修のラインナップ
エースカレッジ
ビジネス生活を送る中で、前に進む限り、人は必ず壁にぶつかります。
ビジネスパーソンには3つの壁があると言われています。それが、仕事の成果の壁・人間関係の壁・自己管理の壁の3つです。
これらを乗り越える実行力、主体性を養い、次期リーダーとして育てます。
OSP(オスパ)
ディスカッション中心のオンライン講座で、どこからでもご参加が可能です。また学びを仕事に活かせるように、実務で反復実践して、振り返ることで、着実な変化を実現します。
さらに、OSP!では、担当キャリアコンサルタントが受講者とのオンライン面談を定期的に実施することで、悩みを解消し、変化を後押し。
期待の若手の突然退職を防ぎ、幹部候補として成長させます。
ストレングスファインダー®研修
世界トップクラスの調査会社である米国ギャラップ社が、50年以上かけて、様々な心理学やビジネスパーソンへのインタビューなどを基に開発した才能診断ツール「ストレングスファインダー®」を用いて、「自分の才能」「才能の生かし方」「他者の才能」を理解することで組織の継続した成果を生み出すことが出来るようになります。
コミュニケーション研修
仕事上のあらゆる悩みを解消するための糸口、ヒントとなるスキルをお伝えします。
管理職や先輩社員を取り巻く、現代マネジメントのデフレスパイラルから脱却し、 部下教育に必要なコミュニケーションスキルをロールプレイングによって徹底的に習得します。
研修中に練習して終わりではなく、実践的かつ現場で使えるプログラムとなっています。
若手研修の講師紹介
若手社員研修に関してよくいただく質問と回答
若手社員を見ていると、仕事はそつなくこなしているものの、マンネリ化やモチベーション低下が気になります。どんな研修をしたら改善できるでしょうか?
一般的に、新人時代であれば、新しく覚えることの刺激も多く「もっとチャレンジしたい」「ワクワクする」などの内発的動機づけがされやすい傾向があります。しかし、入社数年が経過すると。ひととおりの仕事も覚え、慣れによるマンネリ化などからモチベーション低下が起こりやすくなります。
マンネリ化を防ぐためには、新しい業務を任せたり、今よりも少し背伸びした目標を持たせることをお勧めです。また、目の前の細分化された「仕事」しか見えていないこともマンネリ化やモチベーション低下の原因です。キャリア研修や強み活用など、より大きな視点を持って仕事に意味づけをしたり、ジョブクラフティングできるようにすることも大切です。
失敗することを不安に思う若手が多く、新しい課題や目標にどうやって挑戦させると良いでしょうか?
若手が失敗を怖がるのは、「ミスをしたら怒られるのではないか……」「この前のような失敗はもうしたくない……」このような不安が背景にあることが考えられます。こうした失敗への不安によって、自分の能力を発揮したり、成果を出すためのチャレンジにも及び腰になりやすいのです。
こうしたケースにおいては、若手本人へのマインドセットも大切です。強みの自覚等を通じて、自己肯定感や自己効力感を向上させるとチャレンジしやすくなります。また、仕事の意味づけやキャリアとの紐づけなど、「失敗しても良いからやる価値」を見いだしてもらうことも大切です。
同時に、若手本人だけでなく、上司へのトレーニングも大切です。たとえば、上司から「失敗してもいいから挑戦してみよう!」と事あるごとに伝えているか。上司が自己肯定感や自己効力感を高めるようなコミュニケーションをしているかといったことが若手のマインドに大きく影響します。
若手社員研修は、リアルとオンラインのどちらで受講できますか?
ジェイックの若手社員研修は、ご要望に応じて対面とオンライン、どちらでも実施可能です。また、たとえば、メイン研修は対面で実施して、フォローアップや成果発表会などは開催しやすいオンラインで実施するといったハイブリッド形式もお勧めです。
弊社の課題や要望にフィットするよう、研修内容のカスタマイズは可能ですか?
講師派遣型の研修であれば、ご要望・課題を踏まえて研修カリキュラムをカスタマイズして提供します。研修の担当者様が現状認識されている課題はどういったものか?若手社員に期待する役割・成果は何か?今後、どう変わって欲しいのか?といったことを踏まえて最適なプログラムを提案しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
若手研修サービスの流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください。
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日(会場)、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。