コロナ禍により、リモートワークを導入する企業が増えました。リモートワーク導入により、顧客対応の難しさ、職場の人とのコミュニケーションの取りづらさ、モチベーション維持の難しさなどが課題に挙がっています。
現在でも、都内企業では45.2%の会社がリモートワークを実施しています。
(参考:テレワーク実施率調査結果・東京都)
オンラインコミュニケーション研修では、オンライン状況下でのコミュニケーション、仕事のしにくさなどの課題を解消するための効果的なノウハウや学びを提供します。
こんなお悩みがありませんか?
✓ オンライン/リモートでのコミュニケーションを円滑に行えない、関係がうまくいかない
✓ 相手に上手く伝えることができず、共感を得ることができない
✓ オンライン/リモートでの対人コミュニケーションにストレスを感じてしまっている
✓ 顧客との関係構築が上手くできない、苦手意識がある
✓ オンライン/リモートでの連携不足が目立つ、仕事の進捗が悪化してしまっている
✓ 雑談・対話が不足し、エンゲージメントが低下してしまっている
✓ どうしても特定の発言者の意見に引っ張られがち、発言しないメンバーが目立つ
✓ テレワーク状況下で若手の成長スピードが悪化していると感じる
✓ 社員のモチベーション悪化が目立つ
オンラインコミュニケーションの課題
コミュニケーション不全
オンライン・リモートワークだと、通常職場で顔を合わせていれば起こらないようなコミュニケーション不全が起こる場合があります。
オンラインでのコミュニケーションを知り、良好な対話や協力関係が築かれると、社内の雰囲気が良くなり、従業員のモチベーションも向上します。これは業務への取り組みや社員同士の関係に良い影響を与えます。
多様性への対応
現代の職場はますます多様化しています。異なるバックグラウンドや文化を持つ従業員との効果的なコミュニケーションは、組織全体の調和を促進し、異なる視点からのアイディアが生まれやすくなります。
問題解決能力の向上
効果的なコミュニケーションは、問題が生じた際に素早く解決する能力を高めます。従業員が適切に情報を共有し、適切に意見を交換できる環境が整っていれば、問題がエスカレートするのを防ぐことができます。
リーダーシップの向上
チームリーダーやマネージャーが効果的なコミュニケーションスキルを持っていることは、リーダーシップの向上につながります。部下とのコミュニケーションが円滑であれば、目標達成に向けた方針の理解や共有が容易になります。
生産性向上
良好なコミュニケーションは、個人だけでなくチーム全体の効果的な協力と連携を促進します。コミュニケーションスキルの向上はプロジェクトの円滑な進行や問題の解決に寄与し、生産性向上に繋がります。
これらの要因から、コミュニケーション研修を通じて会社全体のコミュニケーションスキルを向上させ、組織の健全な運営を図ることが企業にとって重要であると考えられます。
オンラインコミュニケーション研修の目的
社内の雰囲気が良くなり、ストレスコントロールにつながる
リモートワークが続くと、「会社に貢献できているのか」「この仕事に意味はあるのか」などと考える人も増えてきます。また、誰も見ていないならやらなくてもいいだろうという怠惰や不安、ストレスにつながり、モチベーションも低下しやすくなります。
不安やストレスについてフォローが必要な時は、定期的に話す時間を取る、顔を合わせる機会を作るなど1on1で個別に時間を取ることが大切です。 1on1では、頑張っていることを褒めたり、助かっていることを伝えたりなどの適切な声掛けと、体調などの確認をしておくと良いでしょう。
特に不安やストレスを抱えがちな社員については、1on1の頻度を1回の時間を短くして、増やすことをおすすめします。1週間に1度だった場合は毎日にして関わりを持つなど短期スパンでの実施で様子を見る必要があります。
新人の馴染みにくさ、関係性の築きづらさを解消する
新人はまだ会社に慣れないうちからリモートワークの状況で、何をしたらいいか、誰に相談したらいいかの判断がつかず、孤立してしまいがちです。不安を抱えがちな新人が職場に馴染むためには、いつでも相談ができる社員「メンター」を設けると安心です。
いつでも相談できる担当として定期的に話す時間を作ったり、リモートワークが続くようなら時々は日程を合わせて出社し一緒にランチに行くなどすることで、様子を伺うことができます。
メンターに抜擢するのは、新人の仕事にあまり関わることのない別部署の、仕事に慣れた先輩にしておくと、新人の部署での人間関係・仕事の相談がしやすいでしょう。
部下指導への課題を解消する
リモートワークに変わり、コミュニケーションを取る機会が減り、個々のメンバーが何をしているか把握していないという人も多いのではないでしょうか。
見えないからこそ細かく指示を出してしまい、やったことを毎日報告させるというマネジメントになりがちですが、そうなると特に新人は「言われたことをやっておけばいい」と思ってしまいます。 一方でおおまかな仕事を与えて本人に任せる、という方法もあります。
- 目標のすり合わせ
- どう取り組むかのヒアリング
- 上手くいかなかったときどうするか?
- 困った時の解決策、相談体系を取り決める
上記の4つを事前にすり合わせておけば、「成果を上げたい」「成長したい」というマインドに働きかけることができ、主体的に行動できるようになります。 「仕事を任された」という喜びや期待を感じることができるのもメリットの一つです。
オンライン会議でも議論を深める
オンラインでの会議は、テーマや議題から話がそれにくく、話が端的に進みがちです。 合理的・効率的とも言えますが、感情的な発言や議論が少ない分発言や議論が活発にならず、新しいアイデアも生まれにくい傾向にあります。
参加者を置き去りにしない工夫が大切で、
- 顔出しを必須にする
- チャットを活用し、都度参加者の意見を確認する
- マメに少人数でディスカッションの時間を設ける
上記のような取り組みで、議論を活発化させることができます。
また、会議の内容については事前に議題を投げかけ、質問を回収しておき、それを交えた詳細な資料を作成しておくなどで理解に要する時間を短縮でき、その分の時間をディスカッションに使うことで、新しいアイデアが生まれやすくなります。
チームの連携を深める
職場のチームや部署での連携を深めるには、オンライン朝礼・終礼を行うのがおすすめです。
朝と終業時にメンバーの顔を合わせるだけでも、組織の一員としての意識を醸成できます。
オンラインでの集合ミーティングでは、人数が多いから一人くらい顔を出さなくても構わないだろうという考えの人もいますが、画面表示は必ずオンにしてもらいましょう。
顔を見て表情を確認しながら話をすることで、会話が進みやすく一体感が生まれます。 新人にとっては顔を覚える場にもなり、顔と名前を一致させるためにもおすすめです。
機器などの不調によるストレスを解消する
リモートワークで音声が聞こえない、声が届かないということが多くあります。会議が始まってから気付くとパニックになってしまったり、治らないと余計焦ってしまったり、ストレスに感じることも多いです。 機器によるストレスを解消するには
- 安定した通信環境があること
- マイク、スピーカーが使用したい機器になっていることを確認
- 音声ボリュームが最小になっていないか
- 複数のBluetooth接続がされていると、つながらないことがあるため他の接続を切る
など事前の準備をしておくことが大切です。
プログラム例
- オンラインコミュニケーションとは
- オンラインコミュニケーションのコツ
- 伝わりやすいコミュニケーションの方法
- オンラインでの関係構築
- 表情・うなずきリアクション
- 質問のタイミング
- 画面共有を使った効果的なコミュニケーション
- 機器トラブルを回避する事前準備
ジェイックのオンラインコミュニケーション研修の特徴
オンラインでもスムーズなコミュニケーション方法を学べる
話し方や伝え方だけでなく、関係構築力を高める方法として、信頼される聴き方、コミュニケーション全般について伝えていきます。 仕事でのコミュニケーションをスムーズにするために、ただ話すだけでなく、オンラインで伝わりにくい部分を事前に図表にしてまとめておき、当日見せながら説明するなどの工夫が大切です。
仕事を滞りなく進め、理解を得るための様々な工夫、オンラインならではのコミュニケーションの取り方などをお伝えします。
オンラインでのコミュニケーション能力を強化することで、根本的なコミュニケーション能力の強化に繋がり、対面でのコミュニケーション能力向上も期待できます。
職場で即実践!ロールプレイング
オンラインコミュニケーションを学び、実際のアプローチの仕方、他者との関わり方についてロールプレイングを行い、翌日から職場で実践できるよう身につけていきます。
個人が抱えているコミュニケーションについての悩みは、ケーススタディによって解消することができ、講師や参加メンバーからのフィードバックで、どう伝えたら良いか、どう見られているか、発言や行動を改善します。
オンラインでも参加姿勢を向上させ、変化を促す研修設計
オンラインコミュニケーション研修では、オンラインでも飽きさせず参加姿勢を向上させる設計になっています。
- 動画コンテンツ
豊富な動画コンテンツを視聴しながら進むため、楽しみながら研修が進みます
- 頻繁なグループワークでコミュニケーションが取れる
動画の感想など、頻繁にグループワークを行い意見交換をし、受講者のコミュニケーションを深めます
- 集中力を保つためのこまめな休憩
対面での研修と異なり、画面を見続ける集中力が必要になるため、こまめな休憩を設けています
- 進行補助役
機器トラブルや不明点の解消のため、即対応できる進行補助役が参加しています
- 研修フォローアップ
学んで終わりにならないよう、コミュニケーションの実践ができているか、研修で決めた目標に対してどのくらい進捗しているか、研修後のコミュニケーションの見直しなどのフォロー研修を設けています
お申込みから研修までの流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。
よくある質問
ジェイックのオンライン版コミュニケーション研修のポイントは何ですか?
オンラインでの関係構築の具体的な方法をもとに、職場実践できるまでロールプレイングを行う、ということがポイントです。
研修後も講師や担当がフォローしますので、確実にオンラインコミュニケーションが身につきます。この研修を受講することで、オンラインではもちろん、対面での根本的なコミュニケーション能力が上がる設計になっています。
新人研修として、組み合わせは可能でしょうか?
もちろん可能です!
「コミュニケーション研修」+「ビジネスマナー研修」や、 新人研修におすすめの「目標達成研修」「デジタル研修」「マインドセット研修」など、自社の課題にフィットする組み合わせを提案させて頂きます。