実践的なトレーニングとフィードバックで、相手を動かすスキルが身に付くプレゼンテーション研修
このようなお悩みはありませんか?
- 自社の意見や提案の魅力を思うように伝えられない!
- 相手の感情を動かようなプレゼン技術を身に付けたい
- プレゼンが単調で、聞き手の興味・関心を引き出せない!
- プレゼン内容が論理的でなく、説得力や信頼性に欠ける!
- プレゼンに苦手意識があり、人前で話すことが苦痛だ!
- 会議や交渉の際、いつも相手を説得できずに終わってしまう!
プレゼンテーション研修のゴールと対象者
まずプレゼンテーション研修のゴールと研修の対象者を解説します。
研修のゴール
・成果につながるプレゼンテーションに不可欠な一連の方法やテクニックを体得する
・相手の感情と理性を動かすための、効果的で再現性のある「型」を身に付ける
・繰り返しの実践を通じて、どんな場面でも自信を持ってプレゼンできるようになる
研修の対象者
・会社の理念や方針を、社員に腹落させて伝えたい経営者、経営幹部
・顧客や関係者に対して、短時間の説明で納得してもらう機会が多い方
・分かりやすく伝えるスキル、相手を動かす話し方など、プレゼンテーションの基本を習得したい方
・自分自身をはじめ、チームメンバーや部下のプレゼンに課題があり、改善したい方
プレゼンテーション研修を成功させるためのポイント
プレゼンテーション研修を実施し、成功させるために大切なポイントをお伝えします。
研修の目的とゴールを明確にする
プレゼンテーション研修を実施する上で最も重要なのは、「研修の目的とゴールを明確にする」ことです。「上手なプレゼンテーション技術を身に付ける」などのように、曖昧な目的で研修を進めてしまうケースも少なくありません。しかし、これでは本当に身に付いたのかどうかも分かりませんし、研修効果も半減してしまうでしょう。
プレゼンテーション研修の目的・ゴールの設定で大切なのは、「相手は誰なのか?」「どんな成果を得たいのか?」を具体化して研修に盛り込むことです。例えば、「新規顧客獲得のために、自社サービスを知らない人にも魅力を伝えられる」「社内プレゼンで説得力を高め、円滑な意思決定ができるようになる」というように、相手や成果を具体的に設定することが肝心です。目的とゴールを明確にすることで、目的に合わせてより効果的な研修内容にカスタマイズすることも可能になります。
実務で効果が見込める研修内容にする
研修で学んだことを、実際の仕事で活かすことができれば、研修の効果は最大限に発揮されます。そのためには、研修の内容を、受講者が日々直面している課題や解決したい問題に結びつくように設計することが大切です。
例えば、新規顧客獲得に向けて営業部門の社員に受講させる場合、取引相手の興味・関心を引き出すことに効果的なプレゼンテーションスキルを重点的に盛り込む必要があるでしょう。一方、幹部や役員陣など上層部が受講するのであれば、戦略発表や社内への方針説明の際に、自分の言葉でいかに説得力を持たせて伝えるかのノウハウなど、より高度な内容を習得できるカリキュラムが求められます。
実務に即した研修内容にすることで、受講者のモチベーションが高まり、また、研修で学んだことを業務で活用してもらう動機付けができます。
研修の内容や進行ペースを受講者のレベル感に合わせる
受講者のレベルに合わせて、研修の内容や進行ペースを柔軟に調整することが大切です。受講者のレベルを把握するには、事前アンケートを実施したり、動画を集めたりするとよいでしょう。「プレゼンテーション経験」「プレゼンで苦手なこと」「改善したい点」などを確認しましょう。
事前に確認した内容を踏まえ、例えば、受講者のスキルが高い場合は、応用的な演習を取り入れると効果的です。具体的には、実際のビジネスシナリオを用いたロールプレイや、説得力を強化するためのテクニックを学ぶワークショップを検討します。逆に、プレゼン経験が少ない受講者の場合は、基礎的なスキルと実践に焦点を当てるとよいでしょう。
また、研修中も、受講者の理解度や実践状況を確認しながら柔軟に進行するようにしましょう。研修中、理解が進んでいない人、実践できていない人が目立つ場合は、伝え方を変えたり、別の説明方法を試したりするなど、柔軟に対応する必要があります。
同時参加により、職場での実践効果を高める
一人でプレゼンテーション研修に参加すると、学んだことを職場で実践しようとしてもなかなか実行に移しにくいという心理が生まれがちです。プレゼンテーション研修を実施する際は、同じ職場・部署から、「複数名での同時参加」をしてもらうことがおすすめです。同時参加で特に効果的な組み合わせの例としては、「社長+幹部陣」、「部門長+チームリーダー」などがあります。
同じ職場・部署同士、研修に一緒に参加し共通認識・体験をもつことで、例えば、改善したプレゼン内容をその場で見てもらったり、商談相手役になってもらったり、というように、ロープレや実践の成果をお互い気軽に試し合う雰囲気が自然に生まれます。プレゼンテーション研修の学びを、実際の職場や業務で活用する習慣ができて欲しいのであれば、「複数名での同時参加」は非常に効果のあるやり方です。
研修の前後でフォローを行う
プレゼンテーション研修で学んだことを成果につなげるためには、研修前後のフォローが不可欠です。
まず研修前には、受講者に研修の目的や目標、内容や方法を詳しく説明し、期待感を高めるステップを設けましょう。これにより、受講者には、研修の意図を理解し目的を持って参加する意識が生まれます。
また、研修後は、受講者各自に対するフォローアップも重要になります。研修終了後アンケートを通じて、感想や評価、改善点をフィードバックしてもらうようにしましょう。そして、研修実施から一定期間を経たタイミングで、研修で学んだことを実際の業務にどのように活かしているか?どのような成果が生まれたか?上手くいかなかった点は何か?などをを共有するためのフォローアップセッションを設けると効果的です。
ジェイックのプレゼンテーション研修の特徴
株式会社ジェイックは、ヒューマンスキルやリーダーシップ研修、コミュニケーション研修を得意とする教育研修会社です。ジェイックでは徹底した実践型トレーニングで成果に直結するスキルを体系的に身に付けることのできるプレゼンテーション研修プログラムを、法人向けに提供しています。以下では、ジェイックのプレゼンテーション研修の特徴と研修の概要を紹介します。
プレゼンテーションに必要なスキルを段階的に習得できる
効果的なプレゼンテーションを行うためには、様々なスキルが必要です。しかし、すべてのスキルを一度に習得することは困難で現実的ではありません。ジェイックのプレゼンテーション研修は、効果的なプレゼンに求められるスキルを段階的に無理なく習得できるプログラムを設けている点が、一番の強みです。
具体的には、まず最初に「ポジティブな第一印象をつくる」を学んでプレゼンテーションの基本を抑えます。その上で、「複雑な情報を分かりやすく伝達する」や「聞き手に興味を促す」など、基本を応用しながら少しづつテクニックを体得していきます。そして最終的には、相手にアクションを起こしてもらうといった高度なスキルを身に付けることを目指します。
こうした段階的なアプローチにより、受講者は一つづつ無理なく段階的にプレゼンテーションスキルを習得できるようになります。
ビデオ撮影とフィードバック、セルフチェックを繰り返すことで、自分の癖と改善点が明確になる
プレゼンテーションスキルを向上させるには、自分の話し方の癖を把握し、改善点を明確にすることが不可欠です。これを実現するために、ジェイックのプレゼンテーション研修では、研修内でビデオ撮影とフィードバック、セルフチェックを何度も実施します。
リアルタイムにフィードバックされて、その場で改善する。さらに改善のBefor/Afterを動画で確認することで、受講者は、話し方のスピードや強弱、身振り手振り、視線の動きなど、細かい点まで客観的に把握できます。これを基に、自分のプレゼンを振り返り、どの部分に課題があるのか?、どう改善するとよくなるのか?を自己分析・改善していきます。
例えば、トークが単調過ぎるなら、緩急を意識し随所でメリハリを持たせた話し方にしてみる、視線が一方向に偏っているなら、聴衆全体に目を配る練習をする、といった具体的な対策を自分で講じていけるでしょう。こうした反復練習を通じて、受講者は効果的なプレゼンテーションスキルを体得し、実際のビジネスシーンでも自信を持ってプレゼンできる実力が身に付きます。
講師によるフィードバックやアドバイスを通じて、成長を大きく後押しできる
ジェイックのプレゼンテーション研修では、講師によるきめ細かく、かつリアルタイムのフィードバックやアドバイスが充実しています。講師からの具体的なアドバイスやフィードバックを通じて、受講者は自分の癖や弱点を客観的に把握し、改善に向けた具体的なアクションを実践できるようになります。
例えば、話す速度や声のトーン、視線の動きなど、プレゼンテーションの細かい部分についても具体的なフィードバックを提供してくれます。
さらに、ジェイックの研修では、受講者一人ひとりの特性や課題に応じて、講師が個別にサポートする体制も整えています。これにより受講者は、単に弱点を改善するだけでなく、自分の癖や話し方の特徴をポジティブに活かした、自分ならではの効果的なプレゼンテーションのやり方を磨いていくことが期待できます。
様々なビジネスシーンに対応したプレゼンスキルを習得できる
ジェイックのプレゼンテーション研修では、様々なビジネスシーンで効果のあるプレゼンスキルを身につけられます。カリキュラムでは、初訪時の自己紹介をはじめ、サービスの技術的な内容を説明するケース、他者を説得するためのプレゼンテーションまで、研修目的に応じてさまざまなシチュエーションをカバーしています。
具体的には、例えば、製品説明のプレゼンテーションでは、専門的な技術情報をわかりやすく伝えるスキルが求められます。この場合、受講者は技術的な内容を簡潔にまとめ、視覚的にわかりやすいスライドを作成するノウハウを習得します。また、上層部に対して説得力が求められる場面であれば、ストーリーテリングやエモーショナルなアピールの仕方も学べるでしょう。
一方、社内プレゼンテーションや報告会では、結果を簡潔に効果的に伝えるスキルが重要ですから、グラフやチャートを用いてデータを視覚化し、ポイントを絞って説明する方法を学びます。さらに、質疑応答の際の対応や、難しい質問に対する受け答えなども研修の一部として取り入れるケースもあります。
このように、ジェイックのプレゼンテーション研修では、様々なビジネスシーンの状況を想定した演習が充実している点も強みの1つです。これにより、受講者は、ビジネスシーンのどんな状況に対しても備えができ、あわてず自信を持ってプレゼンテーションができるようになります。
プレゼンテーション研修のカリキュラム例
- 1回目所要時間:約4時間
ポジティブな第一印象をつくる
- 研修の目標設定
- プレゼンテーションの基本
- ポジティブな第一印象をつくるプレゼンテーション
説得力、信憑性を高める
- 自分の会社、組織またはビジネスを説明するプレゼンテーション
発表およびレビュー
- 2回目所要時間:約4時間
複雑な情報を伝える
- 技術的または専門的な内容を明確に説明するプレゼンテーション
より強いインパクトでコミュニケートする
- 表現力、ジェスチャー、声の強弱を使って柔軟性を身に付ける
- 精通していない資料によるプレゼンテーション
発表およびレビュー
- 3回目所要時間:約4時間
他者に行動を促す
- 他者の理論と感情に影響を与えるプレゼンテーション
プレッシャーのかかる場面での対応
- プレッシャーのかかる場面での難しい質問に対処する練習
発表およびレビュー
- 4回目所要時間:約4時間
聞き手に変化を促す
- アイデアを売り込むプレゼンテーション
学んだことの整理
質疑応答
プレゼンテーション研修 受講者の声
ジェイックのプレゼンテーション研修を受けた受講者の声の一部を紹介します。
- 意識していなかったことに集中して取り組み、とても充実した研修になりました
このような研修を受けるのは初めてで不安もありましたが、楽しく学べました。今まで意識していなかったことに集中して取り組んだので、とても充実した研修になりました。
- 研修で学んだ話し方を、自分の取引先でも実践していきます
率直に講師の先生のような話し方ができればなぁと思いました。私は普段営業で顧客先を回っているのですが、この研修で学んだ、人を惹きつける話し方、親しみやすい話し方を、早速取引先でも実践していきます。
- 受講するたびにたくさんの学びを吸収できるので、自分が変わっていくのが楽しみになりました
最後まで集中できるだろうか…と心配していましたが、受けてみたら本当にあっという間でした。研修を受けるたびに、たくさんの学びを吸収できるので、本当に自分が変わっていける気がして毎日が楽しみです。
研修講師の紹介
研修実施までの流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください。
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日(会場)、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。
プレゼンテーション研修でよくある疑問とご回答
ジェイックのプレゼンテーション研修は、どのような種類がありますか?
ジェイックのプレゼンテーション研修は、企業ごとのニーズや課題に応じてカスタマイズして提供する個別(インハウス)研修と、1名から受講いただける公開講座の大きく2種類あります。
プレゼンテーションで聞き手の注意を引くにはどうすればいいですか?
聞き手の注意を引くためのポイントを2つ紹介します。
ポイントの1つ目は、「プレゼンテーションの冒頭で興味深い事実やエピソード」を話題にすることです。例えば、「研修で学んだことを実践に移す人の割合は、だいたい参加者の20%くらいと言われています」といった統計データや、「私が初めてプレゼンテーションで失敗した時の話を、皆さんだけにお伝えします」といった個人的なエピソードなどが効果的です(話題にする内容は、プレゼンにあわせて変えましょう)
2つ目は、プレゼンテーション中に質問を投げかけることです。例えば、「皆さんはこのグラフの推移から、どんなことが言えると思いますか?」などと問いかけることで、聞き手に考えを巡らせ、興味を促せすことも期待できるでしょう。
プレゼンテーションで緊張しやすいのですが、緊張しないためにはどうすればいいですか?
緊張しないためには、なによりも念入りな準備と練習が肝心です。内容をしっかり把握し何度も練習することで、緊張せず自信を持ってプレゼンに臨めるでしょう。
プレゼンで効果的なスライドを作るコツは何がありますか?
効果的なスライドを作るコツを3つ紹介します。
1つ目は、「シンプルさを保つ」ことです。スライドに盛り込む情報は最小限にし、重要なポイントに焦点を当てましょう。一つのスライドに入れるメッセージは一つに絞り、箇条書きや短いフレーズで要点を伝えるようにします。
2つ目は、「視覚的な要素の活用」です。グラフや画像を挿入することで、視覚的にインパクトのあるプレゼンテーションになります。特に、複雑な情報を伝える時は、グラフや図表など一目でわかる要素で示すことで理解しやすくなります。
3つ目は、「一貫したデザインを保つ」ことです。スライド上のテキストでは、タイトルには太字のフォントを使用し、本文には読みやすいフォントを選び、フォントの種類とサイズは統一しましょう。色使いもシンプルにし、強調したい部分にはアクセントカラーを使うなどを工夫します。これにより、スライドがグッと見やすくなります。
プレゼンテーションで話す速さはどのくらいが適切ですか?
プレゼンで話すスピードとしては、3分間スピーチで800文字を目安にすると良いでしょう。 また、重要なポイントを説明する際には、話す速度を少し落として強調します。例えば「ここがポイントです」と言った後に、少し間を置いてから具体的な説明をすることで、聞き手の注意を引きつけることができます。
プレゼンテーション中に聞き手が退屈しているように見える場合、どうすればいいですか?
聞き手が退屈しているように見える場合、タイミングを見て、身近な事例を話題に出すと効果的です。例えば、「ここで先日私が経験したエピソードがあるのですが・・・」などのように、関連する身近な話を挿入することで、聞き手の注意を再び促すことも期待できるでしょう。
プレゼン後の質疑応答のセッションで準備するべきことは何でしょうか?
質疑応答に備えるためのコツを2つ紹介します。
1つ目は、プレゼンテーション内容に関連する質問をあらかじめ想定し、それに対する返答を事前に準備することです。たとえば、プレゼン中に紹介したデータや統計についての質問が予想される場合、そのデータの出典や詳しい背景情報を押さえておくと良いでしょう。
2つ目は、質疑応答の際はあわてず冷静さを保つことです。時には質問に即答できない場合もあるでしょう。その場合、「ありがとうございます。○○とのご質問をいただきました。少々お待ちください、念のため正しい情報を確認いたします」と伝え、返答までの時間を稼ぐといったやり方も有効でしす。
プレゼンテーションを上達させるために、練習ではどんなことに気を付けるとよいですか?
プレゼンテーションを上達させるコツは、とにかく上司や同僚など、“ほかの誰か”にプレゼンを見てもらい、フィードバックをもらうのがおすすめです。プレゼンを人に見てもらうと、「声が小さい」「内容がわかりづらい」「早口で焦っている感じがする」など、自分では気付かないことも見えてくるものです。
また、練習でほかの人に見てもらっているうちに、本番でも緊張しにくくなります。もし周りが忙しく、みんなを集めてプレゼンテーション練習を行なえない場合、撮影した動画を視聴してもらう方法もおすすめです。
伝わりやすいプレゼンテーションにするには、どのような構成にすればよいですか?
伝わりやすいプレゼンで最も一般的なのは、「導入⇒本論⇒結論」という構成です。まず導入で背景や基礎知識などに触れておくことで、最も伝えたい本論に聴き手を引き込んでいくという流れが基本です。
他には、「結論・伝えたいことを最初に話し、続けて理由・根拠を解説していく」やり方もあります。このやり方は、以下のように各ステップの頭文字をとって、PREP法と呼ばれています。
P(Point) :最初に伝えたい(結論)ことを述べる
R(Reason) :結論の理由や根拠を述べる
E(Example) :具体例を挙げる
P(Point) :結論を再び述べたうえでまとめる