叱ることは、褒めることと同様に部下の存在を認める関わり方です。
部下と適切なコミュニケーションを取り、間違った言動を“間違っている”と本人に認識させ促すことで、部下が自主的に行動を改善できるようになる、そんなスキルを学び、実践して行きましょう。
叱り方研修の目的
部下の成長を心から願う
誰でも叱る、指摘することは嫌な事ですが、する側・される側は同様に良い気分ではありません。
ですが、部下が間違った方向に進んだ場合、叱らない、指摘しないことは「真の愛情」とは言えません。
成長してほしいという想いを持っているからこそ、叱り、指摘する必要があることを常に念頭に置くようにしましょう。
「叱る」と「怒る」の違い
自分の言いたいことだけを並べ、相手の言葉も聞かず一方的にがなり立てていませんか?
叱ると怒るの違いを知るには、発言した後の自分の感情を振り返ってみることが大事です。
叱って伝わったか不安になっているでしょうか、怒ってただスッキリ満足したでしょうか。
叱るときの基本を学ぶ
・決めつけて叱らない…主観的な決めつけに振り回されて、そのまま感情をぶつけていませんか?
・短く叱る…いつまでも同じことを叱ったり、過去のことを持ち出して叱っていたりしませんか?
・きちんと終わらせる…だらだらと何度も叱っていませんか?「この話はここで終わり」と区切りをつけて部下にもしっかり伝えましょう。
こんなお悩みありませんか?
ジェイックの「叱り方研修」の特徴
叱り方研修では、行動の改善を促し、改めてもらうための叱り方を学びます。まずはしっかりとコミュニケーションを取り、部下を理解し、信頼関係を強固にしてから、改善を伝えていきましょう。
叱るときの自分の基準を持つことの大切さを学びます
厳しく叱るときの基準を決めることが大事です。
これは人によって違ってよいもので、例えば「謝らない」「責任感を感じない」「自分本位」ということを部下に感じたときは厳しく伝える、といった基準を決めておくと、自分もスイッチがわかりやすく、部下も混乱しません。
理由を明確にして叱る方法を学べる
間違った言動を「間違っている」と認識してもらうためには、「なぜ叱っているのか」という理由を明確にする必要があります。部下は、たとえ指摘されても、その根拠がわかれば納得するものです。
逆に理由が曖昧なまま指摘されると「なぜ今自分は指摘されているのか?」と疑問を持ち、不信感や反発心を生み出すきっかけにもなります。
一つのことだけ叱るスキルを身につける
叱るときは、一つのことだけに集中して叱ると効果的です。
一度に複数の問題点を指摘されたり、過去の失敗を交えて指摘されても、相手は思考や心の整理をすることができず、どのように行動を改めればよいかわからなくなってしまいます。
人格を否定しない話法が学べる
これは当たり前のことですが、叱るときは言動だけに焦点を当てることが大事です。
ハラスメントになりますので、間違っても部下の人格を否定してはいけません。言動に焦点を当てずに叱ると部下は傷つき、何も受け入れてもらえなくなります。
実践的なロールプレイ
学ぶだけで終わりではなく、実際のケースを想定してロールプレイを行います。
講師やチームメンバーがフィードバックを行いますので、適切に伝わっているか、叱るの時の態度や言葉はどうだったか、を客観的な視点から改善していくことができます。
カリキュラム例
- 1日目 所要時間:8時間
コミュニケーションの重要性
- 課題認識
- コミュニケーションの癖を知る
コミュニケーション力強化1
- 「聴く」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ こんな時、あなたならどうする?
コミュニケーション力強化2
- 「叱る」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ こんな時、あなたならどうする?
改善アクションの検討
- コミュニケーションは「心」+「スキル」 改善アクションの検討
- 2日目 所要時間:8時間
実践の振り返り
- 前回学んだことの振り返り
- 実践したことの振り返り
コミュニケーションの基礎
- 相手に合わせたコミュニケーションはなぜ大事?
- 相手の好むコミュニケーションとは
コミュニケーション力強化3
- 「伝える」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ こんな時、あなたならどうする?
コミュニケーション力強化4
- 「質問する」スキル~ポイントと実践手法を学ぶ こんな時、あなたならどうする?
改善アクションの検討
- コミュニケーションは「心」+「スキル」 改善アクションの検討
受講者の声
よくある質問
研修はオンラインでしょうか?リアルでしょうか?
リアルでも対面でも受講可能です。是非ご相談ください。
診断は事前に行いますか?
ご状況に合わせますので、お問合せ時にご相談ください。
お申込みから研修までの流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。